すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

まだ続いてほしい秋

2012年10月29日 | 雑記帳
 今朝のテレビで「この頃,秋が短いのではないか」という話題があった。
 気象的なデータとしてもその傾向があるようだとグラフなどが示されていた。

 今年は特に9月下旬まで真夏のような暑さが続いた。雨も異常に少なかった。
 以前だったらその時期から始めるレクリエーションとしてのキノコ採りも,この天候ではと思っていたし,10月上旬には学校に訪れた地域の方から「全然だめ」という話も聴いた。

 ところが,あるところでキノコは豊作だと言っている人もいるとの話。
 はたしてそれが全体的傾向かそれぞれの範囲でのことなのか,定かではなかったが,やはり10月中旬の休日になると,足は山へ向いた。

 2004年の一件があり,もはやあまり人に見向きもされなくなったスギカノカだが,我が家にとっては貴重な秋の味覚である。
 これは,初回,2回目とも量は少ないがまずまず採れた。
 そして,思いのほか採れたのがラクヨウだった。

 以前から通っていた?場所,昨年初めてねらいをつけ入った場所,どちらも去年とは比べものにならないほどの収穫だった。

 ラクヨウは初心者にとって見つけやすいキノコである。ある程度採れると,その佇まいに関心が出てきて,写真に収めてみた。

 大きな葉の陰に隠れていたり,樹木の根元に守られるように潜んでいたりする姿は,生物としての証しを感じさせてくれる。
 http://spring21.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5cfa.html

 栗,キノコと,今年も秋の恵みに出会えて嬉しかった。
 まだ続いてほしい秋である。