今、何しているのかCちゃんと思う。
きっといいお母さんになっている。
◆恐るべし、Cちゃん…永遠に
~07/02/2006~
「イアッシャイマヘェ」
「コチアエドーゾ、オスワイクダハイ」
…姿を見なければ、そう聞こえただろうか。
正統なラーメン屋の女店員の格好をして、Cちゃんはせわしなく働いていた。
「いらっしゃいませ」
「こちらへどうぞ、お座りください」
ちゃんとそう聞こえるではないか…
いや、正しくはその姿に目を奪われて
発音がどうのこうのと思っては聞いていない。
「人は見た目が○割」とはよく言ったものである。
なんといっても、ついに憧れの(いつからそうなっているのか)
Cちゃん発見、である。
いやいや、気配りが見事である。
他にも二人ほどの店員がいたが、客に対する声かけ、動きなどで圧倒している。
「お待たせいたしましたあ」
「みそ一つ、チャーシュー二つ、ですね」
言葉も淀みない。
ラ行がないのが救いか…
そうではあるまい。
ラーメン屋の客は、滑舌には興味ないのだ。
スピーディーな動きと勢いのある声
店にマッチした対応があればいい。
そうだよ、Cちゃん。
なんでラジオなんか選んでしまったんだ。
貴方が十分に魅力を発揮するために「声だけの場」は、条件が悪すぎる。
それを早く気づくべきではないのか。
そのことをCちゃんに伝えたいと思いながら
無言で、みそチャーシュー麺を食べ続けた。
・・・・
(それから、また数年)
今日もローカルラジオ局の電波にのって
Cちゃんの声が流れる。
もうほとんどカムことはない、
自信を持って原稿を読んでいる。
「ベテラン」だもんな。
夕方の地域の食べ処インフォメーションは涙なしには聞かれない。
「ハイ、今日モ、居酒屋○○カラノ オシアセデス」
「オススメハ、野菜サーダ、海鮮サーダ、○○サーダ。」
「お得なコースメニューもアリアスカーネ。
ドーゾ イアシテ クダサイ。
今日、コレカアデモ ダイジョーブ デスカーネ。
ナオ、定休日は火曜日デスカーネ。」
今日、火曜日だって、Cちゃん!
きっといいお母さんになっている。
◆恐るべし、Cちゃん…永遠に
~07/02/2006~
「イアッシャイマヘェ」
「コチアエドーゾ、オスワイクダハイ」
…姿を見なければ、そう聞こえただろうか。
正統なラーメン屋の女店員の格好をして、Cちゃんはせわしなく働いていた。
「いらっしゃいませ」
「こちらへどうぞ、お座りください」
ちゃんとそう聞こえるではないか…
いや、正しくはその姿に目を奪われて
発音がどうのこうのと思っては聞いていない。
「人は見た目が○割」とはよく言ったものである。
なんといっても、ついに憧れの(いつからそうなっているのか)
Cちゃん発見、である。
いやいや、気配りが見事である。
他にも二人ほどの店員がいたが、客に対する声かけ、動きなどで圧倒している。
「お待たせいたしましたあ」
「みそ一つ、チャーシュー二つ、ですね」
言葉も淀みない。
ラ行がないのが救いか…
そうではあるまい。
ラーメン屋の客は、滑舌には興味ないのだ。
スピーディーな動きと勢いのある声
店にマッチした対応があればいい。
そうだよ、Cちゃん。
なんでラジオなんか選んでしまったんだ。
貴方が十分に魅力を発揮するために「声だけの場」は、条件が悪すぎる。
それを早く気づくべきではないのか。
そのことをCちゃんに伝えたいと思いながら
無言で、みそチャーシュー麺を食べ続けた。
・・・・
(それから、また数年)
今日もローカルラジオ局の電波にのって
Cちゃんの声が流れる。
もうほとんどカムことはない、
自信を持って原稿を読んでいる。
「ベテラン」だもんな。
夕方の地域の食べ処インフォメーションは涙なしには聞かれない。
「ハイ、今日モ、居酒屋○○カラノ オシアセデス」
「オススメハ、野菜サーダ、海鮮サーダ、○○サーダ。」
「お得なコースメニューもアリアスカーネ。
ドーゾ イアシテ クダサイ。
今日、コレカアデモ ダイジョーブ デスカーネ。
ナオ、定休日は火曜日デスカーネ。」
今日、火曜日だって、Cちゃん!