すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

あの戌年の夏~歌①

2018年07月10日 | 教育ノート
 別ブログで、写真+短歌・俳句等のような試みをしようとしたが、なかなかはかどらない。
 考えるけれど、吐き出せない、啼きだせない現状か。

 12年前の6,7月をみると、結構気軽に(どうでもよく)書いている。
 レベルアップなどと言わず、ケロっと行こうぜという気分で、あの夏の駄作を読み直す。


◆蛙の歌二首
 ~06/07/2006~


 田んぼに水がはられ、苗も植えられた。
 一週間ほど前から、蛙の声が聞こえるようになってきている。


 蓋されて側溝の中
 我ひとり
 ゲゴと鳴いたら
 やけに響くなあ


 
 白い腹見せて
 蛙の干されてる
 五月三十一日の朝




◆行き帰りの歌二首
 ~06/09/2006~-


 収穫の秋も美しいが
 農村の今の時期の美しさには、心打たれる時がある。


 朝練の声はねかえす早苗田よ
 中学野球部員六人 


  
 早苗田に夕陽がおちて
 大切な一日終わる
 あたたかく終わる