毎日およそ30~40分ほど立ち続けて、ずいぶんと自然を感じた時期だった。
学校生活の中でも結構親しむことのできた期間だったなあ。
とりあえず、夏篇はここらで締めとする。
◆タンポポはどこで
~06/15/2006
5月の初めの頃だった。
朝の交差点、横断歩道の前で今年のタンポポを、こんな形で意識した。
もち上げて
このアスファルトもち上げて
お日様見つめる
いのち咲かすよ
そして、6月も中旬。
時期が外れても、まだ、まだ。
緑もえてタンポポ一輪(ひとつ)
いいんだよ
遅く咲いても
どこで咲いても
◆ぼんやりと気づく朝
~06/16/2006 ~
ほぼ毎日同じ風景を見ていても、見え方に違いがあり、何かしら、新しく見つけるものがあることを、今さらながら気づいている。
カワラズニ
アリツヅケルモノナドハ
ドコニモナイワと
鳶高くまわる
野の花の呼び名一つも知らないで
五十になるまで何を覚えた
◆生けるものよ
~06/27/2006~
梅雨に入ったというが、そこそこの天候が続いている。
日ごとに変化する朝の風景は結構飽きないものだ。
雨煙り
千年前もここにいた山
もの言わず姿現す
まだそこにいたのかい 蛙
あざやかな緑くすまぬうちに
跳びのけよ
◆色に出会う日
~07/05/2006~
他人様の文章を推敲する機会を得た。
何を伝えようとするのか、必死に読み取ろうとして、浮かんできたものは「出会おうとする心」だった。
今日も、いくつのことに出会えるだろう。
梅雨止みて目に流れ込む
田の緑 山の緑と 連なる青と
夕暮の黄から赤へ紫へ
モンシロチョウ花壇散歩す
学校生活の中でも結構親しむことのできた期間だったなあ。
とりあえず、夏篇はここらで締めとする。
◆タンポポはどこで
~06/15/2006
5月の初めの頃だった。
朝の交差点、横断歩道の前で今年のタンポポを、こんな形で意識した。
もち上げて
このアスファルトもち上げて
お日様見つめる
いのち咲かすよ
そして、6月も中旬。
時期が外れても、まだ、まだ。
緑もえてタンポポ一輪(ひとつ)
いいんだよ
遅く咲いても
どこで咲いても
◆ぼんやりと気づく朝
~06/16/2006 ~
ほぼ毎日同じ風景を見ていても、見え方に違いがあり、何かしら、新しく見つけるものがあることを、今さらながら気づいている。
カワラズニ
アリツヅケルモノナドハ
ドコニモナイワと
鳶高くまわる
野の花の呼び名一つも知らないで
五十になるまで何を覚えた
◆生けるものよ
~06/27/2006~
梅雨に入ったというが、そこそこの天候が続いている。
日ごとに変化する朝の風景は結構飽きないものだ。
雨煙り
千年前もここにいた山
もの言わず姿現す
まだそこにいたのかい 蛙
あざやかな緑くすまぬうちに
跳びのけよ
◆色に出会う日
~07/05/2006~
他人様の文章を推敲する機会を得た。
何を伝えようとするのか、必死に読み取ろうとして、浮かんできたものは「出会おうとする心」だった。
今日も、いくつのことに出会えるだろう。
梅雨止みて目に流れ込む
田の緑 山の緑と 連なる青と
夕暮の黄から赤へ紫へ
モンシロチョウ花壇散歩す