すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

如月の耳目に触れたこと

2019年02月13日 | 雑記帳
 バレンタインが近いからか、チョコレートに関するTV番組が放送されていて、何気なく観たら、驚きの情報にあった。普通の板チョコにも長方形があったり、ギザギザ模様が表面にあったり、丸味を帯びていたりするが、それは単なるデザインではないと言うのだ。成分の味や香りなどを強調するための形状だという。


 誰しも知っている二宮尊徳。今さらながらかの実践主義者はいいことを言うと、小説に引用された語句を読み痛感した。「飯(めし)と汁 木綿(もめん)着物は身を助く 其(その)余は我を責むるのみなり」…ご飯も味噌汁も食しない日がある。綿100%のシャツ、少なくなったなあ。なんと、責められている毎日だ。


 カーリング競技の面白さは正直あまりよくわからない。TVなど見ていても、女子選手の真剣な眼差しに魅力を感じるぐらいだ。ただ、先日「スキップ」という役割があることを知り、少人数のリーダーだけにその明確さが印象に残った。司令塔として、本来の性格を抑えてでも強さを演技していくという姿勢に共感した。


 将棋ブーム?は続き、NHKで新番組ドラマも放送されている。その冒頭で実際の羽生善治九段が登場してインタビューに応える場面があった。主人公の記者が何手先まで読めるのか訊ねると「プロ棋士なら100手先…」といった返答だった。ただ、それが細かく枝分かれすると考えたら…凄いとしか言いようがない。


 「恥を知れ!」この頃聞かなかったが、そう言いたくなる人はたくさんいたように思う。文春に載ったこの記事などは、まさしくその通りだと考える。国会周辺には、まだまだたくさん居るはずだ。ただ、この言葉は大妻女子大学の校訓として有名だ。本来は他者へ向けるより自分への問いかけだと忘れてはいけない。