すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

緊急ではなく非常な日々を

2020年04月07日 | 雑記帳
 変な夢を見た。そばに大きな建物(たぶん学校だ)があり、その屋根にはソーラーパネルシステムがある。何故か横に立つ大きな樹木の上部にしがみついている自分。その樹木が倒れ、ソーラーの半分ほどに衝突、機器を壊してしまう。現実に起こったら大変だが、その後は軽く叱られて収束してしまった。何かの暗示か


 車のダッシュボードに入れてあった一つのUSBを、久しぶりに聞いてみた。「ラジオデイズ」を録音したものだ。「大瀧詠一2012」とある。大瀧の自宅で友人たちと雑談している内容。「非功利的知性」という語が飛び出し、実に羨ましくなった。こんな大人になれなかったなあとため息が出る。遅いけれど…と思う。

   
 それほど花粉状況は酷くはないが、家の中にある2台の空気清浄器は稼働率が多い。1台は2003年製。なんとnationalである。5年はもつというフィルターを一度交換しているが、そろそろ警告ランプがつくだろう。部品はまだあるのか。注文頻度の多いY社のサイトへ。あった!えらいぞ、日本の電化メーカーは。


 いよいよ緊急事態宣言。一連の動きについて誰が大局的な見方をしているのか。ふだんの水嵩をはるかに上回る情報洪水のなかで、やはり自分が信頼するに足りる方々と共に歩むしかない。かつて、サッカー日本代表監督を務めたイビチャ・オシムは、「常になんとかなると思っている」と日本人の悪癖を鋭く指摘した。


 先月、西條剛央氏の『人をたすけるすんごい仕組み』を読み、続けて『チームの力』(ちくま新書)を手にした。共感というより目を見開かされた点が多くあり、信頼できる研究者がまた一人増えとても嬉しかった。西條氏らは今「わたしの非常事態宣言~でも悪いことばかりじゃないぞ」を立ち上げた。賛同したい。