すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

秋めいて、曲が流れて

2020年09月13日 | 雑記帳
 ようやく秋らしい気温が戻ってきた感じがする。昨晩は夜空にドンドンと音が続いた。いつもの年なら「増田の花火」だなと想像する。秋が進むことを示す風物詩だった。かなり前になるが、田圃脇の道で毛布に包まって観たことが忘れられない。今年は中止になっているので、どこか近隣の町の祭典なのだろうか。



 昨日は勤めている図書館で大人向けの「読み聞かせワークショップ」を開催し、無事終了できた。講師が幸い隣県の方でありこの状況下でも人を集められ、いい研修となった。「絵本」を通したコミュニケーションのあり方を改めて考えた。メディアとしての絵本の価値をどう伝えるか。絵と肉声、アナログの力を信じたい。


 若い時は感じなかったけれど、暑さが治まると落ち着いて見たり聞いたりできるように思う。これも齢かな。読書もそうだが音楽なども同様だ。家ではもっぱらyoutubeのBGM的なものしか聴いていないが、たまに紛れて流れてくる若い者(笑)の響きに心惹かれる時がある。才能かどうかは知らぬが輝きは見える



 『香水』という曲が流行っていることを、お笑いコンビの物真似で知ったのは自分だけではないらしい。何が影響力を持つか分かりにくい世の中だ。youtubeで原曲のPVを見ていたら、その瑛人が、大好きなハナレグミの「おあいこ」という曲を女性シンガーとデュエットで歌っていて実に雰囲気があると感じ入った。


 音楽つながりで…今朝の新聞に地元のラッパーが、今週誕生するだろう新総理のお祝い的な曲を作ったと記事が載っていた。改めてそういう時代だと思う。ラップが社会的主張の強いジャンルという認識は過去のものか。そう言えば隣市の副市長だった官僚はそれを使ってウケていた。本質的なパワーには届かない。