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若年無業者

2005-10-21 06:06:11 | 白書対策
今回も引き続き若年者の雇用関連で、労働経済白書P154の「若年無業者」を
みてみましょう。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

フリーターを「平成16年版労働経済の分析」と同様に、年齢15~34歳、卒業者
であって、女性については未婚の者とし、さらに1.現在就業している者については
勤め先における呼称が「アルバイト」又は「パート」である雇用者で、2.現在無業
の者については家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する
者として定義して特別集計したところ、2004年平均では213万人(前年比4万人減
となった。

平成13年に
「平成12年版労働白書では、いわゆるフリーターの数は1997年には151万人に
達していると推計している。また、フリーターの数を年齢5歳階級別にみると、
フリーターの数の最も多い年齢層は20~24歳層である。
なお、この場合のフリーターは、1.年齢は15~34歳、2.現在就業している者に
ついては勤め先における呼称が「アルバイト」又は「パート」である雇用者で、
男性については継続就業年数が1~5年未満の者、女性については未婚で仕事を
主にしている者、3.現在無業の者については家事も通学もしておらず「アルバイト
・パート」の仕事を希望する者、として定義されている。」
という正しい肢の出題がありましたが、ほぼ同じ内容ですね。

ただ、人数が異なっています。
そこで、2004年は減少しているんですね!
で、1997年との比較であれば大幅に増加ですから、もし出題されたとき、
どことの比較かによって、増加ということもあれば、低下ということもある
ということになりますね。

さらに白書では
いわゆる「ニート」に近い概念として、若年無業者を年齢15~34歳に限定し、
非労働力人口のうち家事も通学もしていない者として集計すると、2004年では
64万人で前年と同水準となった
としています。今度は、ニートが出題されるかもしれませんね?

<<ポイント>>
フリーターは2004年平均では213万人(前年比4万人減)となった」
ニートは2004年では64万人で前年と同水準」

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寡婦年金と老齢基礎年金の繰上げ

2005-10-21 06:02:37 | 過去問データベース
今回は、前回の続きで、択一式問題のうち国民年金法問8―Aです。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

A 寡婦年金の受給権は、受給権者が繰上げ請求により老齢基礎年金の
受給権を取得したときは消滅する。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆
 
出るべくして出たという問題ですね。
この問題、正誤の判断をできなかった方は、とことん基本を見直さないと
いけまんせんよ。

絶対に落としてはいけない問題です。

【10-2-B】
繰上げ請求の老齢基礎年金と寡婦年金は、選択によりいずれか一つが
支給される。

【11-5-C】
寡婦年金の受給権は、受給権者が繰上げ請求により老齢基礎年金の
受給権を取得したときは消滅する。

【12-5-D】
寡婦年金の受給権は、受給権者が繰上げ支給による老齢基礎年金の
受給権を取得したときは、消滅する。

【13-4-C】
老齢基礎年金の繰上げ支給の受給者は、付加年金は受給できるが、
寡婦年金の支給は受けられない。

【16-1-C】
老齢基礎年金の繰上げ支給を受けると、付加年金も政令で定めた額を
減じて繰上げ支給されるが、寡婦年金の受給権は消滅する。

というように、ここ8年間で6回目の出題  です。
合格する方は、このような問題は絶対に落としませんからね。
さすがに、これだけ出題されていると、覚えたくなくても覚えて
しまうのでは?
 過去問を繰り返し解いていれば  ですがね。

ちなみに、これらの問題の「寡婦年金」という言葉が、選択式の
空欄となっていたら、埋められますか?
老齢基礎年金の繰上げにより、受給権が消滅してしまうのは・・・・
こうやって押さえておけば、「寡婦年金」が浮かび上がりますよね。

☆――解 答――――――――――――――――――――――――――☆

【10-2-B】 誤り。繰上げ請求の老齢基礎年金の受給権を取得すれば、
寡婦年金の受給権は消滅します。
【11-5-C】 正しい。
【12-5-D】 正しい。
【13-4-C】 正しい。
【16-1-C】 正しい。
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