今回は労働経済白書P147の「大学卒業者の就職状況」を
みてみましょう。
☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆
大学卒業後の内定率についてみると、ここ2年間は、改善の傾向で推移
している。また、求人倍率、民間企業就職希望者数ともに2年連続で改善
しており、最近の景気の回復に伴う企業の採用状況の改善が見受けられる。
但し、1990年代以降を概観すると、2004年3月時点における卒業者数に
占める就職率は55.8%であり、1991年3月時点における81.3%と比べて
25ポイント以上低下している。
大卒の就職率は激減しているんですね
白書では、これについて
2004年3月卒の大学院進学率は11.8%、専修学校や外国の学校に入学する
者は2.3%であり、昨今の大学院への進学や留学、資格取得を目指す等の
卒業後の進路が多様化していることの影響も考えられる。
しかし、その一方で就職も進学もしていないいわゆる無業者が20%と高水準
となっており、大学卒業時の就職環境も厳しい状況にある。
としており、この辺は最近試験によく出るフリーターなどの若年者雇用の
話につながりますよね。
<<ポイント>>
「就職率は25ポイント以上低下」
「無業者が20%と高水準」
この辺は、最近の試験の傾向(労働経済の出題傾向)を考えると、
押さえておきたいところですね。
みてみましょう。
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大学卒業後の内定率についてみると、ここ2年間は、改善の傾向で推移
している。また、求人倍率、民間企業就職希望者数ともに2年連続で改善
しており、最近の景気の回復に伴う企業の採用状況の改善が見受けられる。
但し、1990年代以降を概観すると、2004年3月時点における卒業者数に
占める就職率は55.8%であり、1991年3月時点における81.3%と比べて
25ポイント以上低下している。
大卒の就職率は激減しているんですね
白書では、これについて
2004年3月卒の大学院進学率は11.8%、専修学校や外国の学校に入学する
者は2.3%であり、昨今の大学院への進学や留学、資格取得を目指す等の
卒業後の進路が多様化していることの影響も考えられる。
しかし、その一方で就職も進学もしていないいわゆる無業者が20%と高水準
となっており、大学卒業時の就職環境も厳しい状況にある。
としており、この辺は最近試験によく出るフリーターなどの若年者雇用の
話につながりますよね。
<<ポイント>>
「就職率は25ポイント以上低下」
「無業者が20%と高水準」
この辺は、最近の試験の傾向(労働経済の出題傾向)を考えると、
押さえておきたいところですね。