たとえば、数字だけをまとめてある表があったとします。
数字は覚えることができます。
「以上」とか、「未満」とか、その単位の記載があれば、
それも覚えることができるでしょう。
では、その規定は、
「誰が」「どうすべき」規定なのでしょうか?
たとえば、誰かを選任しなければならない規定の人数要件だった場合、
人数要件は覚えても、肝心な、その選任は、誰が行うのか?義務なのか?
それがわからないと、人数要件を覚えても意味がないということになります。
当然、「人数」とかを覚える必要がありますが・・・・
そこだけに目がいってしまうと、
もっとも基本となるべき部分、
そこを見失ってしまいます。
ですので、
基本となる規定の構造、
「誰が」「どうする」、
ここを押さえていないうちは、
まとめの表などを使った学習は避けるほうがよいでしょう。
で、規定の構造はわかった、ってことで、そのような表を使う場合にも、
常に、「誰が」「どうする」は意識しておく必要があるでしょうね。