今回の白書対策は、「医療保険制度改革」に関する記載です
(平成21年度版厚生労働白書P138)。
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我が国は、国民皆保険制度の下、すべての国民がいつでも、どこでも、誰でも、
適切な医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や
高い保健医療水準を達成してきた。
一方、急速な高齢化の進展など、医療を取り巻く環境は大きく変化しており、
医療保険財政の厳しさが続く中で、国民の安心の基盤である皆保険制度を堅持
していくためには、将来とも必要な医療を確保しつつ、給付の効率化を図る
ことにより、人口構造の変化に対応できる持続可能なシステムを作り上げて
いく必要がある。
こうした観点から、2006(平成18)年に「健康保険法等の一部を改正する法律」
が成立し、2008(平成20)年度より長寿医療制度(後期高齢者医療制度)や
医療費適正化計画の策定が開始されるなど、本格的な改革の実施に取り組ん
でいるところであり、今後ともその円滑な運営に努めていくこととしている。
今後、大きく伸びると見込まれる高齢者の医療費を安定的に支え、国民皆保険
制度を将来にわたり維持するため、現役世代と高齢者で共に支え合う仕組み
として、老人保健制度に代わる独立した医療制度である長寿医療制度が2008年
4月から実施された。
長寿医療制度は、老人保健制度と同様に75歳以上の方等を対象とする一方で、
現役世代と高齢者の負担のルール(給付費の約5割を公費、約4割を現役世代
からの支援金、約1割を高齢者の保険料)を明確化するとともに、都道府県
単位の広域連合を運営主体とすることにより、運営責任の明確化及び財政の
安定化を図ることとしたものである。
また、65~74 歳の方の医療費については、新たに保険者間で加入者数に応じた
財政調整を行うこととした。
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「医療保険制度改革」に関する記載です。
最初の
「我が国は、国民皆保険制度の下、すべての国民がいつでも、どこでも、誰でも、
適切な医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や
高い保健医療水準を達成してきた」
という記載、これは、文章が若干違いますが、
平成17年の選択式で出題された内容ですね。
その際、空欄になっていたのが、「国民皆保険」と「平均寿命」です。
高齢者の医療の確保に関する法律、これは、平成20年の選択式で出題されて
いますが、今後、別の規定や、沿革などとしての出題もあり得ます。
沿革としての出題だと、
長寿医療制度なんて言葉、これ、あり得ますし、
前身の「老人保健制度」なんて言葉を空欄にするなんてこともあり得るでしょう。
いずれにしても、
こういう文章は、選択式にしやすいですから、
キーワードは、しっかりと押さえておきましょう。
(平成21年度版厚生労働白書P138)。
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我が国は、国民皆保険制度の下、すべての国民がいつでも、どこでも、誰でも、
適切な医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や
高い保健医療水準を達成してきた。
一方、急速な高齢化の進展など、医療を取り巻く環境は大きく変化しており、
医療保険財政の厳しさが続く中で、国民の安心の基盤である皆保険制度を堅持
していくためには、将来とも必要な医療を確保しつつ、給付の効率化を図る
ことにより、人口構造の変化に対応できる持続可能なシステムを作り上げて
いく必要がある。
こうした観点から、2006(平成18)年に「健康保険法等の一部を改正する法律」
が成立し、2008(平成20)年度より長寿医療制度(後期高齢者医療制度)や
医療費適正化計画の策定が開始されるなど、本格的な改革の実施に取り組ん
でいるところであり、今後ともその円滑な運営に努めていくこととしている。
今後、大きく伸びると見込まれる高齢者の医療費を安定的に支え、国民皆保険
制度を将来にわたり維持するため、現役世代と高齢者で共に支え合う仕組み
として、老人保健制度に代わる独立した医療制度である長寿医療制度が2008年
4月から実施された。
長寿医療制度は、老人保健制度と同様に75歳以上の方等を対象とする一方で、
現役世代と高齢者の負担のルール(給付費の約5割を公費、約4割を現役世代
からの支援金、約1割を高齢者の保険料)を明確化するとともに、都道府県
単位の広域連合を運営主体とすることにより、運営責任の明確化及び財政の
安定化を図ることとしたものである。
また、65~74 歳の方の医療費については、新たに保険者間で加入者数に応じた
財政調整を行うこととした。
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「医療保険制度改革」に関する記載です。
最初の
「我が国は、国民皆保険制度の下、すべての国民がいつでも、どこでも、誰でも、
適切な医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や
高い保健医療水準を達成してきた」
という記載、これは、文章が若干違いますが、
平成17年の選択式で出題された内容ですね。
その際、空欄になっていたのが、「国民皆保険」と「平均寿命」です。
高齢者の医療の確保に関する法律、これは、平成20年の選択式で出題されて
いますが、今後、別の規定や、沿革などとしての出題もあり得ます。
沿革としての出題だと、
長寿医療制度なんて言葉、これ、あり得ますし、
前身の「老人保健制度」なんて言葉を空欄にするなんてこともあり得るでしょう。
いずれにしても、
こういう文章は、選択式にしやすいですから、
キーワードは、しっかりと押さえておきましょう。