今回の白書対策は、「働く人々の安全と健康の確保」に関する記載です
(平成22年版厚生労働白書P290~291)。
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労働者の健康面については、定期健康診断における有所見率が、2009年
には52.3%と半数を超えており、特に、脳・心臓疾患につながる血中脂質、
血圧等に係る有所見率が増加傾向にある。
また、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている
労働者の割合は約6割となっており、自殺者数については、12年連続で
3万人を突破し、このうち労働者は約3割となっているなど、働く方々の
職場環境は引き続き厳しい状況にある。
脳・心臓疾患事案や精神障害等事案の労災請求件数などが依然多いこと
から、労働者の健康確保のため、労働者のメンタルヘルス不調の未然
防止から円滑な職場復帰までの各過程における総合的取組みや事業場に
おける過重労働による健康障害防止のための対策の促進が必要である。
メンタルヘルス対策については、労働安全衛生法令において、長時間
労働者に対する医師による面接指導の際にメンタルヘルス面の確認を
行うことや衛生委員会においてメンタルヘルス対策の樹立に関して調査
審議することなどが義務づけられている。
また、労働安全衛生法に基づく指針として、2006(平成18)年3月に
策定した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、メン
タルヘルスケアの原則的な実施方法を示しており、本指針に則した取組み
について事業者に対する指導を行っている。さらに、2009年3月には、
「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(2004
(平成16)年10月作成)の一部を改訂して公表し、その普及啓発を
図っている。
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「働く人々の安全と健康の確保」に関する記載です。
業務上の疾病に関しては、「労働基準法施行規則別表1の2」が改正されて、
● 長期間にわたる長時間の業務その他血管病変等を著しく増悪させる業務に
よる脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、高血圧性脳症、心筋梗塞、狭心症、
心停止(心臓性突然死を含む)もしくは解離性大動脈瘤又はこれらの疾病
に付随する疾病
● 人の生命にかかわる事故への遭遇その他心理的に過度の負担を与える事象
を伴う業務による精神及び行動の障害又はこれに付随する疾病
が加えられています。
労災保険法では、業務上の疾病に関する出題、
最近多いですよね。
メンタルヘルス対策に関する記載については、
平成21年度試験の労働安全衛生法で、面接指導に関する出題や
【 21-9-C 】
労働安全衛生法が定める衛生委員会の調査審議事項には、長時間にわたる
労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関する事項
が含まれている。
という正しい出題がありました。
業務上の疾病、メンタルヘルス対策、過重労働による健康障害防止対策
この辺は、選択式からの出題、考えられますので、
キーワードとかは、しっかり確認しておいたほうがよいでしょう。
(平成22年版厚生労働白書P290~291)。
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労働者の健康面については、定期健康診断における有所見率が、2009年
には52.3%と半数を超えており、特に、脳・心臓疾患につながる血中脂質、
血圧等に係る有所見率が増加傾向にある。
また、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている
労働者の割合は約6割となっており、自殺者数については、12年連続で
3万人を突破し、このうち労働者は約3割となっているなど、働く方々の
職場環境は引き続き厳しい状況にある。
脳・心臓疾患事案や精神障害等事案の労災請求件数などが依然多いこと
から、労働者の健康確保のため、労働者のメンタルヘルス不調の未然
防止から円滑な職場復帰までの各過程における総合的取組みや事業場に
おける過重労働による健康障害防止のための対策の促進が必要である。
メンタルヘルス対策については、労働安全衛生法令において、長時間
労働者に対する医師による面接指導の際にメンタルヘルス面の確認を
行うことや衛生委員会においてメンタルヘルス対策の樹立に関して調査
審議することなどが義務づけられている。
また、労働安全衛生法に基づく指針として、2006(平成18)年3月に
策定した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、メン
タルヘルスケアの原則的な実施方法を示しており、本指針に則した取組み
について事業者に対する指導を行っている。さらに、2009年3月には、
「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(2004
(平成16)年10月作成)の一部を改訂して公表し、その普及啓発を
図っている。
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「働く人々の安全と健康の確保」に関する記載です。
業務上の疾病に関しては、「労働基準法施行規則別表1の2」が改正されて、
● 長期間にわたる長時間の業務その他血管病変等を著しく増悪させる業務に
よる脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、高血圧性脳症、心筋梗塞、狭心症、
心停止(心臓性突然死を含む)もしくは解離性大動脈瘤又はこれらの疾病
に付随する疾病
● 人の生命にかかわる事故への遭遇その他心理的に過度の負担を与える事象
を伴う業務による精神及び行動の障害又はこれに付随する疾病
が加えられています。
労災保険法では、業務上の疾病に関する出題、
最近多いですよね。
メンタルヘルス対策に関する記載については、
平成21年度試験の労働安全衛生法で、面接指導に関する出題や
【 21-9-C 】
労働安全衛生法が定める衛生委員会の調査審議事項には、長時間にわたる
労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関する事項
が含まれている。
という正しい出題がありました。
業務上の疾病、メンタルヘルス対策、過重労働による健康障害防止対策
この辺は、選択式からの出題、考えられますので、
キーワードとかは、しっかり確認しておいたほうがよいでしょう。