就業者は、2022年平均で6,723万人となり、前年に比べ10万人の増加(2年
連続の増加)となった。
男女別にみると、男性は3,699万人と12万人の減少、女性は3,024万人と
22万人の増加となった。
また、15~64歳の就業者は、2022年平均で5,810万人と、前年に比べ6万人
の増加となった。
男女別にみると、男性は3,161万人と13万人の減少、女性は2,649万人と
20万人の増加となった。
就業者を従業上の地位別にみると、雇用者数は2022年平均で6,041万人と、
25万人の増加となった。
就業者に占める雇用者の割合は89.9%と0.3ポイントの上昇となった。
雇用者を男女別にみると、男性は3,276万人と2万人の減少、女性は2,765
万人と26万人の増加となった。
自営業主・家族従業者は648万人となり、14万人の減少となった。
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これらに関連して「自営業主・家族従業者数」について、次の出題があり
ます。
【 R4-1-D 】
従業上の地位別就業者数の推移をみると、「自営業主・家族従業者」の数は
2011年以来、減少傾向にある。
これは、そのとおりで、「自営業主・家族従業者」の数は減少傾向にあります。
「自営業主・家族従業者」の数は、2000年(平成12年)は1,000万人を
超えていましたが、2010年には、約770万人、2022年には648万人と、長期
的に減少傾向で推移しています。
ですので、細かい人数は置いておいて、この傾向は知っておきましょう。