百醜千拙草

何とかやっています

無法者を相手にできること

2020-03-24 | Weblog
世界中で研究所の閉鎖を決めた施設はかなりの数のようで、ツイートを眺めていると、研究室で実験ができないWet labがこの期間をどう過ごすかというアイデアを発信しています。会議ぐらいならビデオでほぼ不自由ありません。Zoomを使えば小規模の会議ならみんなの顔を見ながらできます。(そもそも会議の95%以上は必要がないもので、メールで十分とは思いますが)研究室でのミーティングは単に研究の進捗具合を知らせ合う目的で週に一回一時間だけなので、実験が止まっている間は私の方はミーティングは中止にしました。
多くのWet labでもこれを機会にBioinformaticsを学ぶことを提案しています。私もちょっとだけ以前にやっていみましたが"R"の基礎を学んでデータ解析やグラフなどを作れるようになるには毎日連続してまずまずの期間のトレーニングが必要と思います。数週間自宅待機になるなら、Rを学ぶいい機会と思います。

さて、森友の公文書改竄を"パワハラ官僚”の佐川君に強制され、心を病んで死を選んだ赤木さんの遺族が遺書を公開し、佐川君を含む理財局幹部と国を相手取っての裁判を起こしたことで、森友再燃。裁判になる可能性を理由に佐川君が国会で証言拒否をした内容が、遺書には詳しく書かれていたことを根拠に、野党が再調査を求めるが、アベと財務省は、激しく抵抗。もちろん、アベの「森友に関わっていたら総理を辞める」と国会で発言したから始まった事件であり、アベとアベ嫁が原因で始まった国家の犯罪だから、アベや実行犯が抵抗するのは当然でしょうが、アベの異常極まりない言動を見ていると、心のそこから怒りと軽蔑が湧き上がってきます。


森友事件をスクープしたために左遷され、NHKに見切りをつけることになった相澤さんの記事。
、、、 「それはおかしい」と思うなら、誰にでもできることがある。与党・自民党、公明党に意見を届けることだ。党のウェブサイトには市民のご意見を受け付けるページがある。自民党https://www.jimin.jp/voice/ 公明党https://www.komei.or.jp/etc/contact/
 自民党にも公明党にも筋の通った人たちがいる、、、

ツイート。長野智子 - 文春「森友自殺職員遺書全文」を読んだ。体の震えが止まらない。「嘘に嘘を塗り重ねるという通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こした」という告発。

自民党が自浄作用を無くしてしまったのは、腐ったアベから腐敗が全体に広がったからでしょう。森友事件の時にこれまでの自民党ならアベを辞めさせて他でしょう。それができなかったことで、アベ一味を付け上がらせてしまい、現在の国難を招いていると思います。
法によってアベが裁かれることを望んでいますが、そのアベが自ら法を捻じ曲げ、都合の良いように法律を変え、検察と裁判所の人事をコントロールし、違法にアベに都合の良い判決を出す黒川の定年延長を決め、黒川もそれを受け入れたと言う状況をみれば、日本はとっくの昔に法治国家でなくなっているわけです。 

アベのような無法者を相手に、法に基づいて紳士的に対応することのバカバカしさ、ツイートを見ているとそういう気分が人々の間にジワジワと湧き上がってきているように感じます。
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