鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

初めてまぁまぁの白菜

2021年12月03日 07時35分35秒 | 農事


白菜を作るのは4回目だろうか5回目だろうか、初めて種から育てたのにまぁまぁの白菜になった。
ずっと田舎に居られるならば、あと10日ほどか、せめて1週間収穫を延ばせたら、ほぼ十分な出来に育つ筈のところだ。
昨年は種蒔きの時期を失して、ホームセンターに卸している苗農家から売れ残り苗を買って育てたが、芯が硬くなる前に12月となった。
芯のふにゃふにゃな未熟白菜をいくつか収穫して、あとは頭を紐で縛って一冬を越えさせた。
そうしたら、何年か振りの大雪で潰され、雪解け時に現れたのはひしゃげた無残なかたち。
芯だけ食べるにしても、あかんぼうの握りこぶし位のものだった。
今年は苗は買わずに、遅すぎたけれど60日型の種をポットに蒔き、周りの誰よりも遅くなった小さな苗を移植して育てた。
育てると言っても、肥料投入、耕運機がけ、畝立て、マルチングの事前作業以外は、薬を使わないと決めているので、仕事は毎日の青虫毛虫捕殺だけ。
自家用の量だからできることで、たとえば人さまに貰ってもらえるとしたら、とにかく売りは無農薬。
周りの人達でさえ、育っている時期に殺虫剤を掛けるのだから、私の白菜はとにかく何にも毒されていない初なやつ。
白菜の収穫は頭を掴んで大きく硬くなっているかどうかなのでだが、今回はまぁまぁ。
収穫は、思い切った外葉の切り捨てをしなくてはならないので、やり初めは少し辛い。
鶏、山羊、豚、牛なんぞを飼っていたら、わが無農薬白菜の外葉を与えられるのに、無慈悲無残に切り捨てるのがもったいない。
全数は持って帰れないし、いくら食べ続けても保存中にだんだんと外から腐っていく白菜ではある。
通りかかった同級生が、いっそのこと根をつけたまま玄関にでも置いといたらどうか、と助言をくれた。
その発想はなかったので、即刻採用と決めて、残り何割かは引っこ抜くだけの簡単作業となり、予定外の早さで収穫を終えた。
保存法にしても、新聞紙で1個ずつ包んでおけばだいじょうぶと言う人もいれば、並べて横向きに寝かせてふんわり紙を掛けておくという人もいる。
土付き根付きで立てて置く分と、横向き紙ふんわり貯蔵と、1個ずつ新聞紙に包むという3通りでいくつもり。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする