鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

火の用心

2021年12月06日 09時01分01秒 | ざんねん
生家のある市から、何かある度いつものようにメールでインフォメーションが届く。
その生家を冬中の長期留守にする予定で京都宇治に戻った。
遠く離れても田舎からのインフォメーションは入るわけで、火災情報が入ると、もしももしもを考えて緊張する。
昨日は戻ったばかりだったから、火の始末はちゃんとしたか思い巡らせた。
ところが昨日の夕方、市消防本部の発表する消防車両出動場所が、友人の生家の集落なので不安になった。
念の為ラインで「◯◯で火事って大丈夫でした? 私は宇治に今朝帰りました。」と入れた。
そうしたら、なんと「おはようございます。私の実家が燃えました。・・・・」と今朝になって返事がきた。
冗談を言うような人ではないので、「なんと。大変。頑張って。」とだけ入れたら、「ありがとう。」と返事。
ネットで調べたら、今年も何度か行ったあの家が、手をほどこしようないほど火に包まれた画像になって載っていた。
なんとも言いようがない残念無念感が私でさえ湧くのだから、彼の心中はいかばかりか。
生まれ育った家を守るというような立場ではなかった末っ子が管理して大切にしていたのだから、大変な落胆だろう。
私と同じ立場で蜜蜂と農事の趣味も一致していて今後もずっと続く仲なのだけれど、生家喪失感は並大抵ではないはずで、慰めようがない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする