蛇口ハンドルが空回りして水を出せなくなった。
水が滲み出すとか、ポタポタが止まらないという場合は、コマパッキンのゴムがヘタっている筈で、何回かコマパッキンの交換をしたことがある。
今回の蛇口空回りは初めてのケースで、1週間ほど前から噛み合わせの一山二山滑る感じがあって、まずいと思ってはいた。
分解してみると、スピンドルの凹面ギザギザが腐食して摩耗したのが原因と判ったのでアルミホイルを細く畳んで噛ましてみたけれど、ぜんぜん駄目。
スピンドルを換えたら直るのだろうとホームセンターに行き、一種類だけ売られていたので汎用性があるのだろうと買ってきてみたら、口径違いで駄目。
とりあえず13mmのスパナを使えば開け締めができるので、それならばと13mmソケットと小型ドライバーハンドルを買ってきてはめてみたら、なかなかに良い具合。
1万円〜2万円もする洗面用2ハンドル混合栓ごと取り替えるとなると素人ではむずかしいだろう。
30年ほど前のものだから、業者に頼んで洗面台まるごと換えなければならないのか。
とりあえずDIYということで、無駄になったスピンドルも含めて、すでに2000円弱使っている。
応急的な修理が済んでから、もしかしたらとスピンドルを分解してみたら、摩滅したスピンドルの芯を交換したら良いのだと判った。
そうなると、適合する芯を捜しにホームセンターへと行きたくてたまらないが、今現在の応急処置も捨てがたい味があるので、完全修理を目指すのは年明けにすべし。
三度目の正直と言うけれど、三度ホームセンターに行って正しく直れば納得だ。