土曜日に帰ると周りに伝え、自分でも金曜までには総てを整え朝早く出発して、明るい間だけ走らせようと心づもりをしていた。
ところがいろいろと片付け物なんぞをしたり、あれもこれもとやっていたらずるずると時間が過ぎて、結局出たのは15時。
高速に乗るまでの峠越えだけは、明るいうちにできた。
スタッドレスを履いているとはいえ、峠あたりは雪が降り出したり凍ったりが心配だった。
やはり道路脇には雪があり、景色も白斑になっていて、寒々した冬景色の始まり状態だった。
いつも背伸びなんかをする、儀明峠の見晴らし場で今回も停めた。
冷たい風が吹き上がってきていてすぐに帽子を飛ばされた。
外に出て10数秒、停まっているのも1分以内で再出発。
8号線に入る頃には暗くなり、海沿いを走りながら全く海が見えず、親不知からいつものように高速に乗る。
いつものコース500kmほどを所要時間12時間弱でいつものように深夜着。