鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

名残の紅葉

2021年12月07日 10時29分39秒 | 身の周りの植物


いつもこの時期になると花開くネリネが、だんだん茎を立ち上げる本数を増やし、7本も赤く乱れ咲きをしている。
自宅に戻って一番に目を引いたけれど、友人の生家が燃えたことを知り、燃え盛る画像も観てしまったので、赤い花を撮る気にならない。
この家に越してすぐに、生家の庭に生えていた10センチにもなっていない幼木を持ってきて植えたのが、大きく育って色づいている。
この葉が落ちたら、大胆に上半分を切断するくらいに刈り込む予定をしているモミジ。
生家の親モミジは子どもの頃からあり、晩秋には冬囲いもして父が守ってきたのだけれど、いつしか放置され雪折れして不格好に立っている。
太い幹が途中で折れ、枝も太くなればまた雪で折れてしまっている様子は時代劇の敗残兵のようにさえ見える。
それでも細い枝に付いた葉は紅葉してほんのしばし目を楽しませてくれる。
宇治ではめったに雪が降らないので、雪折れはないけれど、植木屋さんのような剪定をしなかったせいで野放図に育った太枝を切る。
雪や風に痛めつけられたわけでもないのに、生家の親モミジと同様の敗残兵状態樹形になってしまうだろう、狭い庭では仕方がない。
コメント (2)
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