今までに病院とスーパーとレストランの入り口に体温測定器が設置されているのを経験した。
直前直後に通った人も皆が正常値範囲で、引っかかったケースにでくわしていない。
今回は役所入り口だったけれど、もしもこれに異常値がでたら、どういう反応をするのだろう。
ただちに警告音が鳴るのか、「入場できません」とでも音声ガイダンスがあるのか、防備万全の保健師が駆けつけるのか。
当たり前のように、装置が立っているけれど、係員も居ないのであれば案内板があってしかるべきだ。
もしかして、体温測定のフリをして顔認証も含めて入場者チェックをしているのだろうか。
ロビーの石張り柱型にムース(ヘラジカ)の胸像というのか、巨大な剥製が掛けてあった。
掛けてあったというより、柱を突き破って出てきたように見える。
検索してみると、トナカイの4倍ほどで、最大体高3m体重800kgにもなる大鹿だとか。
この、カナダのカムループス市から贈られたという剥製ムースは、おそらく最大に迫ろうという大きさの筈で圧倒される。
真下に立つと、落下してこないか、角がもげたりしないかと不安になる代物で、市民に不安を与えていいのか。
などと思わないではない。