鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

均整のとれた蜘蛛

2021年07月16日 19時12分00秒 | 


蜘蛛はどの種類も、どこかしらアンバランスな体型だと、いつも思う。
網を張るタイプの蜘蛛は網に揺れを感じると獲物が掛かったかと一瞬構えるが、こちらの破壊パワーを感じたら、スタコラ逃げの一手だ。
網を張らないタイプの蜘蛛も危険を感じると一瞬身をすくませてから、逃げの方針を決めるやいなや素早く走り去る。
ところがこいつは、この画像の状態で足の前後を測れば6~7センチはあろうかという大きさで、脚も力強く均整がとれている。
しかも撮ろうと構えても堂々としていて、動きを止めることがあっても縮むわけではなく、普通にスイスイ歩く。
前に回ってスマホを下げて撮ろうとしたら、ピョンと20センチ余り跳んで向かってくるから勇ましい。
噛むのかどうか、噛まれてみたいけれど、かまうだけのゆとりがなかったので却下。
向かってくるところを斜めから何回か撮ったので、その場は満足し、後でネットで調べたのだけれど名が解らない。
糸の巣を作るのかどうか、とにかく地面を歩くタイプのようだから、次は瓶の中に捕まえて、必ず名前を知りたい。
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卵胎生単為生殖のアブラムシ

2021年07月15日 09時39分09秒 | 


ヤブカンゾウがもうすぐ咲きそうなのだけれど、ふと見ると、つぼみ近辺にアブラムシがたかっていた。
大きいヤツが一匹いて、尻に黄色いものを着けているが、丸くないからアリに吸わせる蜜ではないだろう。
スマホでマクロ撮影の後、拡大してみれば判るだろうと、しっかり構えて何枚か撮ったうちの一番マシなのがこれ。
下にいる小さいアブラムシと似ているから、ネットで再確認したのだが、こいつらの特殊な形態である卵胎生単為生殖だ。
自分と同じ姿の子を産む最中だったわけで、変わった生態のくせに姿はなんともシンプル。
お盆飾りの精霊馬のように見え、ナスのような胴体に触角と脚6本を足して目を点々と付けたら、もうそれで描ける。
このまま体液(植物も体液と言うのかどうか?)を吸わせ続けたら、咲けないままか、咲いても貧弱になるのではないか。
放っておいて毎日観察すべきだったのに、後悔先に立たず、ついついヤブカンゾウに肩入れして、細い枝を見つけ、しごき落としてしまったのだった。
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紫蘇ジュースを作ってみた

2021年07月14日 09時44分09秒 | 食べ方


裏の畑の隅に赤紫蘇が3箇所ほど野放図に生えている。
これらは以前は全くなかったものだけれど、お隣さんの地所はうちより一段高くなっていて、種がこぼれ落ちて生えたのだ。
草刈りをする折に、なんだか鮮やかな赤紫蘇は刈り払ってしまうのがもったいなくて、そこを残してしまう。
梅干しを作ったりするわけではないので必要ないのだけれど、残すとそれがまた育って種を落として多年草のように続く。
赤紫蘇だけ生えて、ほかの雑草が繁らなければそのままでも良いのだけれど、そうもいかなくて草抜きをやることにした。
その際、この際やはりもったいなくて赤紫蘇だけ別にして紫蘇ジュースを作ってみようと思い立った。
クエン酸が必要ということでスーパーに行ったけれど薬局でしか売っていないのか、なかったからリンゴ酢を購入。
いつも見させてもらっているブログや他のも参考にして、でも分量はかなりアバウトにやったけれど、うまくいった。
1.8Lほどできたのだが、リンゴ酢が多すぎたのか、そのままでは喉にくる濃さで2倍くらいに薄めるとちょうど良い。
今朝は、薄めるのに、冷蔵庫に入れていてもかなり臭うようになった竹水を使った。
まだ竹水を引きずっているわけだけれど、まろやかになって飲みやすかったような気がする。
なお、竹水は岡山県で化粧水として販売を始めた方(団体?)がいる(ある)ことも教えていただいた。
今日の風呂上がりに、忘れていなければ、ピタピタと顔につけてみるつもり。
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竹水採取と味見  その5

2021年07月13日 16時24分36秒 | 仕方


今回の竹水採取は成長途中のものではなく、伸びきった若竹に対して試みた。
昨年は、成長途中で皮もついている筍の頭をちょん切ったのに、ほかの事にかまけて中途半端なまま放置してしまった。
コロナがかなり流行り始めていたゴールデンウィークに甲状腺の手術を受けたので、そこまで気が回らなかった。
へちま水の例もあるけれど、先を切られても水分を吸い上げる仕組みはどういうものなのだろう。
無いのに有ると感じて痛かったり痒かったりする幻肢という現象を思い起こしたりするけれど情緒的に過ぎるか。
成長点もなく葉もないのだから、吸い上げているというより、下から押し上げているのだろう。
竹は地下茎で全部が繋がっているから、切られてもしばらくはそのまま水が供給されて上昇するということか。
ところが、急激に減少したり止まったりは、どういうスイッチが働く仕掛けか。
話は変わって、ネットで見たのだが、竹を粉砕したものを畑に撒くと連作障害がないそうだ。
家畜の飼料に混ぜると、乳酸菌の効果で、食欲増進など色々と良い結果が得られるのだとかなんとか。
そういう記事を読むと、わずか100本程しかない竹藪だけれど、竹専用粉砕機が手に入ったらどんなにか良いだろうと思い描く。
さて、ダメ元の実験、牛乳に竹水を入れて半日常温に置いた結果は、ヤクルトにもジョアにもカルピスにもヨーグルトにもならなかった。
少しだけ酸味があり、わずかに乳酸菌が増えたのではないかと思われるけれど、牛乳が悪くなる前の味に似ていた。
まずいというほどではないが、そのままのむ牛乳よりはかなり劣る味だったが、もったいないので一気飲みにやっつける。
昼飯が遅くて量を多く摂ったので、軽めの夕飯にして竹水入り牛乳を添え、久々にビールも口直しと食欲増進に付けた。
画像では随分と少食に見えるだろうけれど、食べている途中に気づいて撮ったからでもある。
キュウリはカスピ海ヨーグルトに同量の味噌を混ぜた中に漬けて2日置いたもので、やさしい味の漬物になった。
結果、腹痛もなくいつも通りの朝を迎え、普段通りのお通じもあったから、何か身体に影響があったかどうかは分からない。
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わがジャガイモ

2021年07月12日 15時11分00秒 | 農事


一昨日作ったカレーのジャガイモは、昨年収穫して保存し続けたシワシワの最後のジャガイモ。
太陽光や蛍光灯の光を浴びせないように、それだけは神経を使って防いできた。
ダンボール箱の中に入れておいたのを時どき点検すると、いつも芽がでていて、しかもかなり伸びているので芽を摘み取る。
そうしてだんだん皺が寄って柔らかくなっても、腐らない限り食べられるジャガイモは優秀だ。
世界の主食作物としては、小麦、米、トウモロコシの次の4番がジャガイモなんだとか。
うちの周りでは、すでに掘った人がいるけれど、農事の師は私の畑を指して『今年は良いできだぜの』などと言ってくれる。
掘り頃もきっとそのうち言ってくれる筈だけれど、早く梅雨が終わって好天続きになってくれないと困る。
あと2週間以内に掘らないと、ジャガイモを待っている者がいるのに困るのだ。
1週間以内に梅雨が終わり一気に夏の気候になるようお願いします、と、困ったときだけの神頼み。
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竹水採取と味見  その4

2021年07月11日 17時36分36秒 | 食べ方







豆を挽いた本格的なものではなく、インスタント・コーヒーだけれど、竹水と水道水とでそれぞれ作り、交互に飲み比べてみた。
昨日の記事に、渋いような苦いようなと書いたけれど、全くそうではなかった。
水道水で作った方こそ、インスタント・コーヒーの特徴ともいえる、苦さと渋さがあった。
ところが竹水の方は、見事に味がまろやかであり、滑らかさの中にかすかに酸っぱさを感じた。
豆を挽いて淹れたコーヒーの味わいとも言えるほどで、だれかに知らぬ顔して飲ませてみたい。
でも、期間限定の竹水コーヒーは、よそ様に飲んでもらう値打ちはありそうだ。
カレーライスも竹水で作ってみたら、今まで作った一番かもしれないほどにおいしくできた。
でも、カレー作りは具材を炒めてから入れる水を竹水にしたというだけで、隠し味に味噌やケチャップや蜂蜜やコーヒーやカスピ海ヨーグルトを入れたり、いつも入れるワインを入れなかったりで、何が良かったのかそうでもなかったのかなんて分からない。
入れる水だけを別にして、あとは全く同じにして、二つの鍋で作って比べるのはできないから実際は分からない。
2枚目画像のカレーは、いかにも野暮ったく不味そうに写っているのは、ご飯が玄米であり、肉はカレー用の肉を入れたのに、たまたまオタマに入らなかったせいだ。
一昨日から昨日の朝にかけて4Lも採れた竹水は、その後はさっぱり出が悪くなり、1昼夜以上かかって3枚目画像の量にしかならず、しかも白濁している。
白濁している分、濃いのかもしれないと飲んでみると、ヨーグルトの上にある水分(ホエー)の味がして、これは明らかに乳酸菌が混じっているのだと実感できた。
まずいとは感じなかったから、この白濁濃縮(?)竹水は少ないだけに大事にしたい。
牛乳に入れたら、カスピ海ヨーグルトを入れなくても、ヨーグルトができてしまうのではないか、これは実験すべきか。
しかしそんな簡単にことが運ぶわけがない。
乳酸菌の種類も無数にある中から、各種ヨーグルトもヤクルトもカルピスもそれぞれの研究者の長年にわたる苦労の末に作り上げた筈で、竹水からこんなものができましたけど、てなことで新しい何かが湧き上がるように出来上がっちゃう筈はないか。
尚、4L採れた透明な竹水は、冷蔵庫に入れておいても利用方法をあれこれ思案しているうちに悪くなってしまうかもしれないので、490mlペットボトル3本に詰め冷凍庫に保存した。
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竹水採取と味見  その3

2021年07月10日 17時21分17秒 | 食べ方






始めるのが遅すぎたけれど、大雨が続いている梅雨真っ盛りでもあるし、ちょびっと採れたのだから、別の竹ならもっと採れるのではないかと考えた。
それに、とても分かりやすく解説されたブログを紹介していただいたので、俄然やる気も湧いた。
まだ表面のパウダーが白白と残っている、出るのが遅かった筍の、太く成長した若竹を切ることにした。
孟宗竹は立派に太すぎると、その後の利用価値があまりないので、切ることにためらうこともない。
脚立を使わないで済むよう仕事がやりやすい高さで切断して、その後で切り口に角度をつけ、ぐるりも斜めに削った。
2時間ほど経ってから見たのが2枚目の画像で、1本目チャレンジとのあまりの違いに驚いた。
3枚目はそのまた4時間後くらいで、楽に1リットルは超えていて、水も澄んでいる。
これなら濾すこともないだろうと、そのまま飲んでみると、フワッと生のタケノコをかじったような匂いというより臭いがしてウッとくる。
甘いとはどうしても感じないのだが、苦さとか渋さとか辛さかとか塩っぱさはないから、甘めに言うなら少し甘いということになるのかもしれない。
沸かしてネスカフェのゴールドブレンドを入れて飲んでみたら、これはいつもの水道水とはかなり違う感じ。
ミネラルが豊富だということだから、化学的変化で味が違っているのだろうと思われるが、1回では分かりにくい。
渋いというのか苦いというのか、違う味がしたので、これは普通の水と竹水とで両方作り、飲み比べをすべし。
その後、2リットルペットボトルに交換して、それから6時間後の夜中には一杯になり、また新しいボトルを据えた。
こうなるとどれくらい採れるか、思いがけないほどの大成功だが、あっけなくうまくいきすぎて、あまり嬉しくもない。
竹水を使うと劇的に効果があるとか美味しいというような何かがないものか。
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困った奴等

2021年07月09日 17時41分41秒 | ざんねん






ナスが何ものかに食われる被害が出はじめたと周りから聞いた。
うちはいつだってスタートが遅いので、成長も遅くて気づかれていないようだったのに、ついに見つけられてしまった。
タップリと油を吸わせたナスの唐揚げを予定していたのに全くもって残念。
ハクビシンかタヌキだろうけれど、カラスかもしれないというのだが、この辺りの人は害獣か害鳥を確かめるとか捕まえる手立てまでは考えない。
ネットを張り巡らして、下からもぐられないようにネットの裾を埋めたり、鉄パイプをくくりつけたりと防衛に終始する。
さて私はどうしたものかと考えるに、まずどうしたって何モノの仕業か知りたいけれど、どうすべきか。
防ぐネットを新調するのも電気柵を設置するのも費用はかかるし、それより良いアイデアはないかと悩んでいるうちにナスの被害は合計4個になった。
半世紀以上前にニワトリを何羽も殺されて腹を立てた父の購入したトラバサミがあるので、仕掛けたいが罠猟の資格がなければいけないのでできない(そのトラバサミは結局役に立たなかったのだが・・)。
それならハトやネコを寄せ付けないための針山を買って敷き詰めるか。
とりあえず嫌がらせにネズミ捕り粘着シートを仕掛けてみようかなどと思い惑う。
3枚目の画像はタチアオイがマメコガネに食われてボロボロになっている様子。
被害に遭うのとそうでないのがあるのはどういうことなのだろう。
弱々しいのがやられるのか、おいしいまずいがあるのか、たまにマメコガネを捕ってふんずけたりするが追いつかない。
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竹水採取と味見  その2

2021年07月08日 17時03分40秒 | 養蜂






竹の切り口の節に溜まっている竹水を汲むのにスプーンを曲げてやってみたが、あまり効率的ではなかった。
少し残ったのは、布巾を押し込んで吸い取り、空にしてから竹を振ってみると、小さくコチャコチャと音がする。
それぞれの節間に溜まっていることは分かったので、一節分を切ってみたら、確かにほんの少し溜まっている。
全部の節間に溜まっているならば、ガラスコップ一杯くらいは採れるのではないかと思う。
でも、ようやく吸い上げはじめたのならもったいないと考え直し、またポリ袋を被せた。
今度は竹の切り口を外側に角度をつけて、ポリ袋にできるだけ溜まるようにした。
今日は前日より多い量になったが、コーヒー一杯にもならないので、瓶に入れて冷蔵庫に保管する。
コーヒーフィルターがあるので、竹を切った際の切り屑を除けるだろう。
この際、もう2本ほど若竹を切ろうかと、思いはじめた。
新鮮な竹水を漉して冷やして生でグイグイ飲んでみないと、竹水を語ることなんかできないだろうと思うから。
一節分の竹水入り若竹は、前の兄ちゃんに差し上げるか、しばらくは時々振って楽しむか悩ましいところだ。
かぐや姫の命の水とかなんとか思いつつ、それにしてもかぐや姫はどうして竹の中に入れたのかと疑問を持たなかったのはなぜだろう。

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竹水採取と味見

2021年07月07日 17時14分14秒 | ざんねん




以前観たテレビ番組の中で、放置された竹林の整備作業の合間に、竹水を採るというシーンがあった。
竹の間隔は傘をさして歩けるくらいに間引くというのが印象的で、それ以来うちもそのようにすべしと思いながら、なかなか切り倒すことができない。
切るだけなら簡単なのだが、その後かさばるので倒しっぱなしにするわけにもいかず、枝も払わなければならないことを考えると、独りではなかなかその気にならない。
そうこうしていると春が来て、タケノコも好き勝手に生えて来て、そうだ今年こそ竹水を摂ってみようと思うのだ。
ところが、春の農作業に追われ、ミツバチの分蜂なんかにも気を取られていると、いつの間にか6月が過ぎてしまった。
7月でも採れないことはないだろうと、1本だけ今年の若竹を2mほど残してバッサリと切る。
切り屑を払い、切り口もナイフできれいにしてポリ袋をガムテープで固定して、待った。
ネットで見ると、時期がよければ何リットルも採れるということで期待したけれど、4日経ってこの程度。
まずはそのまま匂いを嗅ぐと、かすかにタケノコの匂いがして、色は微妙に黄色系の濁り。
味見をしてみると、甘くはないがおいしいという感じではなく、ぬるいからこのままでは飲めない。
せっかくだから、水道水に混ぜ、沸かしてインスタント・コーヒーとして飲んでみた。
体調に変化はないけれど、ありがたみもなく、語れるほどの体験にもならなかった。
やはり6月でなければいけなかったのかもしれないし、何リットルも摂って冷やしたり、それだけでコーヒーを淹れたり、
梅酒を薄めるのに使ったり、オンザロックの氷にしてみたりしないと、良さは味わえないのかもしれない。
後悔先に立たず、竹水思うに任せず。
ポリ袋は下半分を切り取ったので、若竹の切り口が保護される格好になり、1日経ったら1センチほど節に水が溜まっていた。
昨夜はかなり降ったが、溜まっているのは雨ではなく間違いなく竹水なので、さぁどうやって掬うか。
オタマは大きすぎるのでスプーンを曲げるか、期待したほどではなかったので積極的になれない。
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花蜂は数々おれど

2021年07月06日 18時31分32秒 | 




ミツバチ上科に属する蜂の総称だそうで、高等な蜂であり、世界には2万種もいるそうだ。
花にたかっている中で一番目立つのが、このマルハナバチの仲間だ。
種類も数も多くて、タチアオイにもぐっているのは、大抵がマルハナバチで、これはトラマルハナバチ(?)か。
いわゆるミツバチはマルハナバチと思っていたようで、私の飼っているニホンミツバチを見てびっくりする人がいた。
『小さいんだねぇー』『ハエみたいだ』『こんなに小さくて蜜は集められるんかい?』と。
私は春先に真っ黒くて羽音の大きいずんぐりした蜂がホバリングをしているのをしばしば観ているので、それがクマバチであることは知っている。
そうして、花蜂の最大種であるクマバチが物置の籾殻に巣を作って子育てをしている状態も観たことがある。
ところが、マルハナバチの仲間はどういう形状の巣を作り、どういう子育てをするのか観たことがない。
にも関わらず、一番目立って、どの花にでもいるのがマルハナバチの仲間。
何かを撮ろうという目的でカメラを構える写真愛好者ではないので、ほとんどいつだって偶然たまたまの出会いをスマホで撮ってきた。
マルハナバチの巣や子育ても、いつか観られるだろうと、偶然写真家は待っている。
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限界あるいは境目

2021年07月05日 16時28分16秒 | アングル




日常生活全般の中に限界あるいは境目がはっきりとしていないものはいくらでもある。
機器類なら取扱説明書に性能が数値化されて書いてあるけれど、シンプルな道具類は使いながら常識的に判断していくしかない。
いつも限界はどれくらいか見極めたい私は、ついつい度を越してモノを壊したり失敗したりする。
今回はガラス瓶の底が抜け牛乳1合以上を台所にまき散らしてしまった。
カスピ海ヨーグルトが上手くできているので、いつものやり方でガラス瓶を熱湯消毒した。
煮沸消毒なら鍋たっぷりの水にガラス瓶を沈めさせておいて沸騰させたら完璧だけれど、そこまでしなくても、450ml瓶2本だけだから少しのお湯を瓶と蓋に注いでゆすいだら良かろうと、そのようにしてきた。
ガラス瓶に熱湯を注いでも割れることは今まで一度もなくて、意外にガラスは大丈夫なものだという確信がある。
今回もそのように熱湯消毒をして、そのあと、冷蔵庫から出した紙パック牛乳の口を開け、いつものように迷いなく瓶に注ぎ込んだ。
半分近く注いだところで、『ピキッ』というイヤな音が聞こえた。
注ぐのはやめて、瓶の底近くを持ったならば、シンクまでずらすか持ち上げるかできたかもしれない。
でも、イヤな音はしたけれど形は保っているのだから大丈夫だろうと思い込んで、瓶の上の方を持ち上げてしまった。
数センチ持ち上げたところで底が抜け、牛乳はほぼ全量床に散ったのでありました。
久しぶりに台所の床拭きをする羽目になり、牛乳の脂肪分でワックス掛けをしたような次第。
冷蔵庫から取り出した牛乳が意外に冷えていたから、温められた瓶と牛乳の低温の温度差に限界を超えてしまったのだ。
またひとつ限界あるいは境目を発見して生活の知恵が増えた。
小さな失敗の積み重ねが大きな失敗を防ぐ、あるいは、小さな失敗を重ねることで大きな成功はもたらされるのだと思いたい。
2枚目の画像はマメコガネが重なっているのだが、後尾はしていない。
後脚をピンと上げて『何もしてません』と示しているような、単なるおんぶ状態なのは、メスの受け入れを待つ態勢か。
とりあえずしがみついて、隙をみてというのか、その時を待つというのか。
タチアオイの葉っぱや花びらをモリモリ食っているのはメスばかりなのか、どういう限界あるいは境目があるのか。
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セミは羽化したが

2021年07月04日 11時07分07秒 | 


セミは蛹の期間のない不完全変態だから、幼虫は地中から出てきて手近な草木や家の壁その他どこにでも登って、場所を定めたら脱皮羽化する。
子どもの頃にセミの穴を見つけると、水を入れたり藁を1本挿したりした。
泡が出るか、藁が動けば、穴の中に幼虫がいる証拠。
そうしたら棒切れなんかを使ってほじくり出し、セミの幼虫を捕まえる。
捕まえてどうするわけでもなく、ただ捕まえることだけを目的にした遊びだった。
幼虫は機が熟したら地表へと進み、1円玉弱の穴を開けるのだけれど、なぜかそのまま羽化へと突き進むことをしないようだ。
ゆとりを持って穴開けをし、体力回復を待つのか、脱皮の時期を見極め、日が暮れてから決行するということのようだ。
この抜け殻は、蛻(もぬけ)というわけだが、1週間前に見つけた。
昨年の蛻でないと分かるのは、つかまっている竹の葉が今春生えたものだから。
何ゼミかわからないのだけれど、いまのところ鳴声は聞こえない。
とはいうものの、私の耳はいつだってセミの大合唱のような耳鳴りがしているので、はっきりとは分からない。
もしかしたら、不完全変態だからメスは交尾産卵に備えて、成熟の必要から早めに出てくるのだろうか。
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網戸の張り替え方

2021年07月03日 15時30分00秒 | ざんねん






1枚目、焼け焦げた網戸。
2枚目、せっかくなのでおしゃれな黒いのに張り替えた。
3枚目、物置兼作業小屋の、外すと作業台になる戸で、脚部は廃品利用のウマ。
網戸の張り替えは得意なのだが、網戸ローラーを持ってきていないことに気づき、コメリで購入。
網戸用網はグレーとブラックの2種持っていて、生家のボロボロになった網戸を数年前にかなり張り替えた残り。
さてやるべしと網戸を外したら、ゴム無しの網戸ローラーのいらない打ち込みアタッチメント・タイプの網押さえだった。
生家の網戸は、めったに見ることのない、このタイプの網戸だったことをすっかり忘れていたのだった。
どうも物事をするのに順序あべこべが多く、無駄な動きも多いようで、画像の撮り方も順不同状態。
準備として外から下見をして、現物を見ながらのシミュレーションをしておいたら段取り良く余計な出費も防げたのに。
155円のローラーが無駄になったとはいうものの、安いのに最近のローラーはなかなかおしゃれに進化していて、新しい道具は嬉しい。
ということで残念ついでに、一般的な網戸ローラーを使う網戸張り替え方法をここに紹介しておきたいと思う。
これはずっと前、遠方の知人にDIYの勧めとして、私流をまとめたマニュアル。
  @@@@@@@@@
   正しい網戸の張り替え方
① 網の外し方
・網戸押えゴムはたいていそのまま使える。
・網を外すように引っ張ったらゴムが浮くので、端を見つけて引き抜く。
・何本かに切れても使えないことはないが、極端にボロボロの場合は同じ太さのゴムをホームセンターで買う必要あり。
② 張り方
・網は網戸障子より縦横とも20センチ大きく、あらかじめ切っておく。
・網戸障子の上に周囲10センチずつ余分の網があるように置く。
・短辺を前にして左端3センチの部分から左に向けてスタート。
・左端角に向けてゴムが3センチ入ったら長辺に向かう。
・角付近を入れるときは、網戸ローラーの尻の方を使う。
・網の目がずれないように網戸ローラーを10センチ位ずつ前後に行き来させてゴムを押し込んで長辺の網を固定していく。
・角にきたら、左側の短辺の網を左側に引っ張りながら、網の目が直角を保つように、そして平行を保つようにゴムをローラーで押し込み、網戸を固定していく。
・これで、L形に網は固定できたが、技術が必要なのはここから。
・短辺から長辺に移る角を曲がっていく形でゴムを押し込む時に、左手で網を少し引っ張りながらやる。
・2辺目の長辺の固定は、網を思い切り力一杯左側の下向きに引っ張りながら少しずつ(3センチ位ずつ地道に進む)ローラーで押し込んでいく。
・網にゆるみが出ないようにするには、本当に力一杯、ゴムを押し込むのが辛い位に網を引っ張り下げる。そのようにできるテーブルの上がやりやすい。
・多少部分的にゆるみができても、後からドライヤーの熱風をあてて直せるので、やり直さずに進む。
・短辺との角にたどり着いたら、今までと同様にする。
・最後の短辺は、最初に3センチ入れてあるので、あまり力を入れなくても、網目だけを考えて網を引っ張りつつローラーを進ませる。
・ゴムは必ず伸びて余る。ゴムのつながり目で網が少し皺になるようだったら、長めにゴムを切り、ゴムを後ろに押し戻すようにローラーの尻で調整する。
・ゴムが完全にはまったら、周囲の網をカッターナイフで切り落とす。
・切り落とし方;ゴムの上にカッターの歯を網との角度30度ほどで網戸枠のゴム溝に刃先を押し当てて切る。アルミの溝上を傷つけるが、それは目立たないので大丈夫。角部分は切りにくいが慎重に網を切り離す。ゴムを削ぎ切らないように!
・先の通り、網がたるんでいたら、ドライヤーで網が溶けない程度に熱風を当てる。
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もったいない

2021年07月02日 14時43分33秒 | ざんねん




囮に使ったオオスズメバチとキイロスズメバチだったけれど、仲間は来ずにカナヘビとトカゲとキンバエなどが捕まっただけに終わった。
メタリックに光っているトカゲもキンバエも見た目になかなかのもので造形的にもいい形でフリーズしている。
フリーズといえば凍った状態だが、これは粘着物質で身動きできぬままに瀕死のもの、絶命したものの集合。
この粘着は水に濡れても劣化することのない強力性能で、ネズミを退治するためなのに、もったいないことをした。
美術作品のようにも見えて良い感じだが、じつは強烈な腐敗臭がしていて、だからこそキンバエは寄ってきている。
キンバエも死骸の上だけに止まれば良いものを、何故か寄り道をして、均等な距離を保ってでネバネバに捕まってしまう。
2枚目の画像は、昨日の『あわや失火』の証拠品、パート2。
一旦はゴミ袋に入れたブラシを、注意喚起のためにそのまま使い続けようと思う。
気に入っていた毛が細くて柔らかい歯ブラシは、毛先がチリチリに縮れて使用感が別物になってしまった。
本日のゴミに出すべく、排水口ネットを持ち上げようとしたら、ゴム周り以外は溶けて底抜けになっていた。
繊細なものは一瞬の炎で溶けてしまうことが良く解った。
子どもの頃のわが家には囲炉裏があり、焚き物の入っている柱には『火の要慎』という赤い札が貼ってあった。
京都愛宕山の愛宕神社は火伏せの神を祀ってある大元締めだそうで、わたしは二回も登ったことがある。
それなのに、もったいないなどと思わずに、お札は買うべしであった。
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