小西甚一著「俳句の世界」(講談社学術文庫)の
子規の句を取り上げて印象深い箇所は
「 三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ 子規
がある。むかし、学期試験で千枚ほどの答案を調べたあと、よくこの句を想起したものである。若い頃のわたくし(注:甚一氏ご自身のこと)だって、千枚の答案は楽でなかった。三千の選句、それも寝たきりの重病人である。ぞっとせざるをえない。疲労の深さが、蒲団のなかに埋めきれない苦痛となる。その身で、やっと二つの柿に、疲れ乾いた口中をなぐさめるのである。大きい仕事をしたあとの身の熱(ほて)りが、柿の冷たさによって表現される。この『柿』に冷たさを感じない人があるなら、かれは俳句的音痴だといってよろしい。・・」(p263)
うん。私は俳句的音痴であります。
そういえば、高浜虚子の著作に「柿二つ」がある。
ちなみに、
子規が亡くなるのは、9月19日午前1時ころ。
その様子は、
虚子に語ってもらいましょう。
ということで、
明日のブログの、テーマはきまり。
子規の句を取り上げて印象深い箇所は
「 三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ 子規
がある。むかし、学期試験で千枚ほどの答案を調べたあと、よくこの句を想起したものである。若い頃のわたくし(注:甚一氏ご自身のこと)だって、千枚の答案は楽でなかった。三千の選句、それも寝たきりの重病人である。ぞっとせざるをえない。疲労の深さが、蒲団のなかに埋めきれない苦痛となる。その身で、やっと二つの柿に、疲れ乾いた口中をなぐさめるのである。大きい仕事をしたあとの身の熱(ほて)りが、柿の冷たさによって表現される。この『柿』に冷たさを感じない人があるなら、かれは俳句的音痴だといってよろしい。・・」(p263)
うん。私は俳句的音痴であります。
そういえば、高浜虚子の著作に「柿二つ」がある。
ちなみに、
子規が亡くなるのは、9月19日午前1時ころ。
その様子は、
虚子に語ってもらいましょう。
ということで、
明日のブログの、テーマはきまり。