和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

貼り付ける。

2012-11-10 | 短文紹介
産経新聞11月10日の一面に
「『水くむ少年』戻った笑顔」という見出し。

「東日本大震災直後、宮城県気仙沼市の被災地で『水をくむ少年』が・・掲載され、そのけなげな姿は多くの人の感動を誘った。その少年は松本魁翔(かいと)くん(12)=同市立鹿折(ししおり)小6年。10月28日に開催された全東北・北海道防具付空手道大会の個人、団体線で、ともに優勝を果たした。」

「『悲しくて、怖くて、何も言えないような気持ちだった。それでも、何か自分にできることをしようと思って始めたのが水くみ。外に出て歩けたから、今思えばストレス発散にもなっていたのかな』その姿が通信社のカメラマンに撮影され、国内外に配信された。俳優の高倉健さん(81)が新聞から切り抜き、映画の台本に張り付けたという逸話も生んだ。」


平成23年3月15日の産経新聞が、ちょうどあったので、さっそく今日のうちに、
両手に焼酎のペットボトルの大をもち、水を汲んでもって帰るところの、その写真をコピーしてファイル表紙に張り付けてみました。



今日は文芸春秋12月号の発売日。
都知事を辞め、国政に復帰する石原慎太郎の言葉を読みたく、
この雑誌を買いました。
テレビでの都知事引退の会見も、途中から見たのですが、
あれって、どうして最後まで会見を通して写さないのでしょうね。
NHKでも、適当なところで、記者が要約をしはじめる。
テレビは本人を見ながら、声を聴きながら、
じかに味わえる絶好のチャンスなのに、
どうして、途中でやめてしまうのでしょうね。
最後まで、聞けない歯がゆさが残ります。
要約なんてしなくていいのに。

まあ、そういうことがありましたので、
雑誌を購入して読めてホッとしております。

そういえば、この12月号には
第60回菊池寛賞の発表も掲載されておりました。
曽野綾子さん
高倉健さん
・・・
と受賞者があげられております。
横尾忠則氏が、高倉健さんについて書かれておりました。
曽野綾子さんは、徳岡孝夫氏が書いています。
ここでは、徳岡孝夫氏の文を引用。
その最初はこうはじまります。

「日本人の好きな七五調。昭和時代に活躍した某詩人に『妻を娶らば曽野綾子』という断片がある。亭主満悦の一句らしいが、残る五音がまだ発掘されていない。」

短い文の最後は、こうでした。

「また『ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷の集団自決』はジャーナリズムの傑作。もっと早く、何十年も前に顕彰されているべき作家である。」
コメント
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