和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

梅雨空。月刊3冊。

2015-06-19 | 好き嫌い
先月は、月刊雑誌「新潮45」「WILL」「正論」と
3冊つづけて楽しめました。
今月は、この3冊への期待感がふくらんで
このまま、梅雨を、やり過ごす(笑)。
ちなみに、正論は毎月1日発売ですが、
わたしは、新潮45→WILL→正論の順になる(笑)。


梅雨の一番手、18日発売の「新潮45」。
ひらくと、
平山周吉の文が18頁。
副題に「小泉信三の『帝王学』と戦後70年」とある。
平山周吉著「戦争画リターンズ」を読んだばかりで、
私は、ワクワクしながら読みました。

そういえば、
草森紳一氏は、慶応大学出身。
平山周吉氏も、慶応大学出身。
この18頁の中に登場する
小泉信三・福沢諭吉を書く手腕は、
資料の厚みで、細部がキラリ(笑)。



さてっと、今月号の「新潮45」は、
漫画の新連載が目をひきます。

「中国亡命漫画家」辣椒(らーじゃお)。
無駄をはぶいた余白の緊張感。
その漫画は8頁。
前のページでは、その漫画家との対談も
掲載されており、注目の新連載スタート。

あれ。竹村公太郎氏も新連載です。
「ニッポン地形歴史学」。その一回目は
「日本文明はなぜ奈良盆地で誕生したのか」。
6頁で写真が3枚。

書評欄では
佐久間文子(文芸ジャーナリスト)が
目黒考二著「昭和残影 父のこと」(KADOKAWA)
を取り上げておりました。


つぎの「WILL」が届くまでの間、
「新潮45」の未読箇所を、パラパラひらき、
シトシト・ジトジトを、やり過ごす爽快感。
梅雨空に、三冊を読みつぐ贅沢感。

うん。ビールの回数は減らそう(笑)。
コメント
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