和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

われながら恥ずかしい。

2016-01-18 | 前書・後書。
何を読んだらよいのかと(笑)、
前書と後書とをパラリ。
気になっていていた
加藤秀俊著「メディアの展開」(中央公論新社)の
はしがきを開く。

はしがきの最後の方に


「『見世物からテレビへ』以降の雑多な著作のなかでも
ずいぶん徳川期の書物などを引用しているけれども、
あれは手当たり次第に発見した文献をもっとらしく
参照していただけで、本格的にあれこれの書物を
完読したわけでもなかったし、たとえば天明狂歌の
仲間たちのように同時代人たちのこまやかで愉快な
交友などをしらべることもなかった。
・・・若気の至り、といって弁解することもできようが、
いま再読してみるとわれながら恥ずかしい。・・」


こういう語りにつられて読んだのに、そして、
昨年の読書なのに、さっぱり覚えていない。
こころして、再読しなくちゃ。
そう思える貴重な本に出会えたという幸せ。
でもって、今年は一回目の再読。
どれほど、参考文献へと駒をすすめられるのか。
うん。それが問題(笑)。

はい。2016年1月の抱負。
コメント
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