和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

古本届く。

2016-01-21 | 古典
注文してあった古本が届く。

尚古堂(横浜市保土ヶ谷区鎌谷町)

今村均著「私記・一軍人六十年の哀歓」(芙蓉書房)1200円
今村均著「続一軍人六十年の哀歓」(芙蓉書房)1400円
送料460円
以上合計3060円
どちらも函入りで、きれいでした(笑)。
ありがたい。

「私記・一軍人六十年の哀歓」の編者あとがきを引用。

「本書は今村大将が陸軍に出身、陸軍士官学校を卒業し、
陸軍歩兵少尉としてその第一歩を踏み出してから、
終戦となりラバウル、ジャワの戦犯として世上有名な
マヌス島における服役に至る間、陸軍生活約六十年の
自叙を総括してまとめたものである。
本書の前半、陸軍現役時代の活躍記はかつて
自由アジア社において刊行された同大将の回想録に依る
ところ多く、後半の戦争裁判の記録は元・社団法人
全国戦争犠牲者援護会のご協力によるもので、ここに
本記録の完成にあたり衷心お礼を申し上げる次第である。
本書の大部は大将が獄中において乏しい紙と鉛筆とを
求めて記録されたもので、大将独特の細心さを以て
粗末な罫紙に極めてこまかい字でビッシリつめて
書かれており、獄囚として暗い光の下で執筆した
当時を偲ばせて涙ぐましいものがある。・・・・」


「続 一軍人六十年の哀歓」の編者あとがき

「著者は戦争裁判に問われて入獄中に、身近にある
罫紙を手に入れては、チビた鉛筆を細く削りながら
細字で綿密にビッシリ書きためた記録を、二十九年に
出獄帰宅してからもしきりに手を入れていた。
それが防衛庁戦史室の西浦進氏や稲葉正夫氏らの
ご配慮によりタイプ印刷されて関係各方面に配布されたのは、
昭和三十二年の三月であった。戦史資料陸第五号
『今村均大将回想録』第一として、初めて日の目を見たのである。
それ以後続刊されて、巻十が出来たのは昭和三十三年十一月であり、
終戦迄の記録合計十冊が完成したわけである。
昨年(昭和四十五年のこと)五月、額田担氏の肝いりにより、
小社はこの記録を『私記・一軍人六十年の哀歓』と題して出版した。
この書は著者の一代記的自叙の形をとり・・・・

その後、読者の方々のご熱望特に是非続篇をとの声が強いので、
小社では検討を重ねた。著者はこの記録を防衛庁で公けにされる
前後に、『愛国心』や『国防』などの問題について請われて
感想を述べており、終戦直後ジャワから巣鴨への、又巣鴨から
マヌス島への旅日記をも遺している。又編集上の都合で、
少年時代の記録やイギリス駐在武官時代の記録はすべて
前著から洩れていた。特に、著者が『戦陣訓』の起草をした
教育総監部本部長時代に、島崎藤村先生を訪ね、
文章について教えを請うた珍しい記録もある。
あれやこれや慎重に考究の結果、この際遺稿の総集篇の
公刊をもって愛読者のご熱望にお応えしなければならぬと
いうことに決し、ここに『続・一軍人六十年の哀歓』と
題してその完全を期することにした次第である。・・・」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする