産経新聞1月17日(日曜日)の
読書欄に平川祐弘氏が書いておられる。
うん。読まなきゃ(笑)。
「この本と出会った」という欄でした。
平川氏が取りあげたのは、今村均回顧録。
そのはじまりは
「敗戦後、日本人は自国に自信が持てなくなった。
とくに国を滅ぼした陸軍の将官は軽侮のまなざし
で見られた。だがそんな時期に
『この本と出会えてよかった』と深く感銘された
のが今村均陸軍大将の自伝である。
内実に富み細部が語られていたからだけではない。
このような日本人がいたことが有難かったのである。」
そして、平川氏の文の最後は
「維新前後の日本を解き明かす一冊が
福沢諭吉の『福翁自伝』とすれば、
昭和の陸軍大国日本の表裏を解き明かす一冊は
『今村均大将回想録』だろう。
誰か西洋人の日本研究者で英訳する人は
出ないものか。」
読書欄に平川祐弘氏が書いておられる。
うん。読まなきゃ(笑)。
「この本と出会った」という欄でした。
平川氏が取りあげたのは、今村均回顧録。
そのはじまりは
「敗戦後、日本人は自国に自信が持てなくなった。
とくに国を滅ぼした陸軍の将官は軽侮のまなざし
で見られた。だがそんな時期に
『この本と出会えてよかった』と深く感銘された
のが今村均陸軍大将の自伝である。
内実に富み細部が語られていたからだけではない。
このような日本人がいたことが有難かったのである。」
そして、平川氏の文の最後は
「維新前後の日本を解き明かす一冊が
福沢諭吉の『福翁自伝』とすれば、
昭和の陸軍大国日本の表裏を解き明かす一冊は
『今村均大将回想録』だろう。
誰か西洋人の日本研究者で英訳する人は
出ないものか。」