小さい段ボール箱に、古本を何冊か入れておく習慣がつきました。
別に完読するわけでもなく、表紙を見たり並べたりで楽しみます。
届いた古本に、本棚から出してきた古本とかを並べたりしてます。
うん。何か読む気もせず。何かブログを書く気もせず。
そう。そういうとき箱に入れた本の題名を並べてみる。
「俳句用語の基礎知識」(角川選書)
北康利著「本多清六 若者よ、人生に投資せよ」(実業之日本社)
安野光雅著「片想い百人一首」(筑摩書房)
板坂元著「考える技術・書く技術」(講談社現代新書)
板坂元著「続考える技術・書く技術」(講談社現代新書)
秋田実著「日本語と笑い」(日本実業出版社)
大村はま著「学習慣用語句辞典普及版」(三省堂)
大村はま著「新編教室をいきいきと1」(ちくま学芸文庫)
大村はま著「新編教えるということ」(ちくま学芸文庫)
大村はま「国語教室通信 昭和44~48年」(大村はま国語教室資料篇2)
まったく、数ページ読むと、その本を伏せては、次の本へ。
大村はま著「新編教えるということ」(ちくま学芸文庫)に
小見出しで「教材の発見」(p135 ~ 138 )という箇所がありました。
菊池寛の短編小説『形』と、新聞の投書欄の文とを
補助線でむすびながら、共通点を指摘されています。
そこの最後に
「このごろのことばで言いますと、『重ね読み』
のように使えるわけです。重ね読みの材料は・・・」(p138)
はい。私みたいに横着でもって、飽きっぽい断片読みタイプにも、
ある程度年齢をまぶして加味されると『重ね読み』へ興味がゆく。
うん。そんな『重ね読み』で、この本たちを楽しく紹介できれば。
その気持わかります。私も腰を据えて読むことができなくても、本の題名を眺めているだけで満足するときもあります。だから食堂は私の本だらけです。
コメントありがとうございます。
食堂が本だらけとのこと。
『一筆啓上火の用心・・』
はい。そんなことが思い浮かびました。