山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

朝霧高原のパール富士  平成27年1月3日

2015年01月05日 | 星空
 星見隊第2弾はパール富士。時間と場所が特定できれば撮影はあまり難しくないが・・・しかし、月が富士山山頂に現れる時間が日没よりも10分ほど早く、おそらくは富士山が赤く焼ける前に月が出てしまうだろう。しかし、このような好天に恵まれる日はあまり無く、条件的には良い方だと言える。午後4時過ぎから朝霧高原まかいの牧場に行き、三脚とカメラを構えて待つ。既に大勢のカメラマンが待ち構えていた。中には600mmの天体望遠鏡のようなレンズを構えている人もいる。それなりの三脚とそれなりのカメラ、レンズを構えているカメラマンの中にあって、我が星見隊は・・・ちょっと見劣りするが、技術的にはそれなりにレベルアップしている(と思う)。


    テスト撮影。200mm望遠+Eos7D。こちらのカメラは完全固定で、タイマーコントローラーでオート撮影。


    セットを済ませて待っているとあっという間に出始めた。


    半分姿を現した十三夜の月


    朝霧高原のパール富士  やはり時間が早く、富士山はうっすらと赤くなったのみ。


    もう1台のEos40D+75mmレンズで捉えた画像。残照はまだ樹林帯にある。10分の差は大きい。


    拡大して見る月の輝きは秀逸。


    あっという間に月は昇って行く。


    同上


    少し染まり始めた。


    剣ヶ峰の上に月が昇った頃に富士山は残照でピンク色に染まる。    


    200mm望遠レンズ画像


    残照が消え、月も富士山頂を越えた。本日ここまで。


 朝の竜ヶ岳ダイヤモンド富士に続いて夕暮れのパール富士もゲットした。が、山の上からの写真を主体としている私からすると、どうしても下から撮るパール富士はあまり苦労が無くいまひとつに思えてしまう。金時山の時のような感動が無い。できれば、老後の山を歩けなくなった後の楽しみとして、このような撮影は残しておきたいと思う。

 ということで、次回は3月のパール富士を山の上から撮ってみたいと思う。
コメント (2)
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