有名な富士川町高下のダイヤモンド富士はそろそろ撮影可能ではあるが、富士山頂の中から太陽が出るようになるのは12月13日頃から年内いっぱいくらいである。元日の日の出は、いちばん南側の場所で富士山頂の白山岳ギリギリから現れるが、翌日からはわずかに左に外れて太陽が現れる。しかし、太陽が完全に姿を現した時にちょうど富士山頂で丸い形を描くので、富士山からの距離が遠い富士川町だと良い絵のダイヤモンド富士になってくれる。
今回訪れたのはその高下よりもさらに距離を置いた林道である。林道全域で富士山が見えるわけでは無く、ところどころの切れ間からしか見えないので今回のダイヤは山頂左側に偏ることはわかっていたのだが、他に良い場所が見当たらない。ほとんど知られていない場所なので誰も居ないだろうと思っていたのだが、先客の車が1台、2人で三脚を構えていた。ダイヤになる時間は7時8分、30分前に現地到着して三脚を構える。
富士川町の林道から見る富士山。両脇はカットしてあるが、木が生えていて決して視界が良い場所では無い。
もう1台のBorg300mm。このレンズは景色を撮ると画像に立体感が出ないのが難点だが、富士山を暗くして撮るダイヤモンド富士撮影にはきわめて適している。
山頂が輝き出した。
予定では雷岩あたりから出るはずだったが、だいぶ左側から出そうだ。
ダイヤが始まる。
雷岩のところで小さく割れているように見えなくもない。
朝霧高原よりも30分以上早い時間にダイヤになるこの場所は、別物を見ているような感じがする。
まだ少し朝焼けが残っているうちに圧倒的な輝きで太陽が現れる。
距離を置いたダイヤのほうが美しいと思う。特にこの日のような空気が冷えて澄んでいる朝は格別だ。
あっという間に陽が昇ってしまう。
移動時間と待ち時間のほうが圧倒的に長いダイヤモンド富士だが、この一瞬の輝きを見たくて何度でも訪れてしまう。中毒のようなものだろうか。
12月21日の冬至を境に太陽が折り返して来る。年内いっぱいから新年にかけては、当面はこのダイヤモンド富士を追いかけることになる。飽きた方もいらっしゃると思うがおつきあいいただきたい。
今回訪れたのはその高下よりもさらに距離を置いた林道である。林道全域で富士山が見えるわけでは無く、ところどころの切れ間からしか見えないので今回のダイヤは山頂左側に偏ることはわかっていたのだが、他に良い場所が見当たらない。ほとんど知られていない場所なので誰も居ないだろうと思っていたのだが、先客の車が1台、2人で三脚を構えていた。ダイヤになる時間は7時8分、30分前に現地到着して三脚を構える。
富士川町の林道から見る富士山。両脇はカットしてあるが、木が生えていて決して視界が良い場所では無い。
もう1台のBorg300mm。このレンズは景色を撮ると画像に立体感が出ないのが難点だが、富士山を暗くして撮るダイヤモンド富士撮影にはきわめて適している。
山頂が輝き出した。
予定では雷岩あたりから出るはずだったが、だいぶ左側から出そうだ。
ダイヤが始まる。
雷岩のところで小さく割れているように見えなくもない。
朝霧高原よりも30分以上早い時間にダイヤになるこの場所は、別物を見ているような感じがする。
まだ少し朝焼けが残っているうちに圧倒的な輝きで太陽が現れる。
距離を置いたダイヤのほうが美しいと思う。特にこの日のような空気が冷えて澄んでいる朝は格別だ。
あっという間に陽が昇ってしまう。
移動時間と待ち時間のほうが圧倒的に長いダイヤモンド富士だが、この一瞬の輝きを見たくて何度でも訪れてしまう。中毒のようなものだろうか。
12月21日の冬至を境に太陽が折り返して来る。年内いっぱいから新年にかけては、当面はこのダイヤモンド富士を追いかけることになる。飽きた方もいらっしゃると思うがおつきあいいただきたい。