山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

またしても失敗、今度は立ち位置のミス 高下  平成29年12月20日

2017年12月20日 | ダイヤモンド富士
 前日の失敗から太陽軌道を再計算してGPSに上書きしてこの日も早朝から高下に出かけた。暗い空を見上げると半分以上が雲に覆われている。これで富士山は出ているのだろうか?

 現地に到着してみると雲と雲の間に富士山が見えている。これは割れるダイヤモンド富士では無くとも十分に絵になる景色である。修正したGPS座標は確か前日の19日に撮影した場所とほぼ同じだったと記憶していたので、まずはその場所に三脚を立てた。しかし、GPSで位置を見るとそれよりも左側に12月20日の座標が登録してあった。昨日修正して上書きしたはずだから、座標点はそっちなのか?何かおかしいと思いつつもGPSに12月20日と書かれている座標のところに移動して2台のカメラをセットした。しかし、これが裏目に出ることとなってしまう。


    本日は雲の間に富士山が姿を現していた。ダイヤまであと20分ほど、雲が焼けた。


    あと10分ほどでダイヤ。もう少し雲が焼けるのを期待したがここまでだった。


    裏側に影富士が出ているが、クリアでは無かった。


    ダイヤが始まったが・・・何でまたそこから出るのか???


    雲が多いが前日よりも空気が澄んでいて斜めに綺麗な筋が出た。


    一応2つには割れているが・・・


    何故にこの位置から出るのか?


    軌道は修正したはずだが・・・?


    左右から光芒が出て双子のダイヤモンドっぽくはなっている。


    しかし、求めている画像からはほど遠い。

 またしても失敗、しかも軌道修正したはずなのに太陽の出た位置は前日とほとんど変わらない。10mくらい位置をずらしたはずなので、ここの位置から太陽が出るのはどうみてもおかしい。

 後にGPSの登録してあった座標を確認してみると、上書きして登録した座標は正しかったのだが、以前に登録したデータが消えずにそのまま残っていた。新しい座標は前日の撮影地データと重なってしまっていてGPSモニター上に出てこなかったことがわかった。古いデータを消さずにいたために起こってしまった完全なる立ち位置のミスである。折角の景色だったのに、今回は前日以上にかなりガッカリした。


    雲間に昇るダイヤモンド


    あまり見ることが無い雲間のダイヤだったが・・・全然嬉しくない。

 気を取り直して再挑戦だ。納得行く画像が撮れるまで、何度でもやる。
コメント
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