平成も今月で終わりである。新しい年号は『令和(れいわ)』と名付けられた。
甲斐の姫君カイコバイモは私の知る範囲では山梨県に3ヶ所の自生地がある。そのうち最も有名なのが思親山で、ここは静岡県との県境になっており静岡県では天然記念物に指定されており採取も移動も売買も禁止されている。今年から山梨県でも希少野生動植物種保護条例の指定種に承認され保護されるようになった。数年前に得た情報であるが他の場所でも目撃したとの話を聞き、おおよその場所を聞いたので探しに行ってみた。カイコバイモは基本的には広葉樹林帯の林床に咲くが植林帯と混合したような場所にも生育する。周辺にはカタクリが生育していることが多いので、今回はカタクリの葉を目安にして探してみたいと思う。

伐採された急登の植林帯を登る。

平らになったところは広葉樹林が残っていた。

その林床にはカタクリの葉が出ていた。こんなところに居るはずと探すが見当たらない。

さらに植林帯の尾根を進む。

綺麗に下刈りされたスギ・ヒノキ植林帯。

本日予定していた最高点。伐採されていて眺望が良い。

七面山から十枚山に至る山並

七面山のナナイタガレ。真後ろにチラリと見えるのは笊ヶ岳と思われる。

雲が晴れて富士山が見えてきた。
稜線上でカタクリが生えていた場所は2ヶ所あり、いずれも広葉樹林とスギ・ヒノキの混在する場所だった。かなり念入りに探したつもりだったが残念ながら小葉も含めてカイコバイモは見つからず撤退となる。

土手に咲いていたタチツボスミレ

こちらはアカネスミレ
場所が近かったのでついでに思親山に立ち寄りカイコバイモを見て回る。

咲いてます。甲斐の姫君。

まだ咲き始めたばかりのようだ。

可愛らしい甲斐の姫君

同じ株、別角度から。

お顔を拝見。
思親山の甲斐の姫君はまだ咲き始めたばかりで一部の場所でしか咲いていなかった。数はあまり変わっていないように見受けられるが咲かなくなってしまった場所もあった。また、登山道を外れた場所の踏み跡がずいぶんと目立って来ていた。花が有名になったうえに曲がりくねった細い林道さえ登ってしまえば比較的簡単に出会える花だけに、訪れる人が多いのだろう。
甲斐の姫君カイコバイモは私の知る範囲では山梨県に3ヶ所の自生地がある。そのうち最も有名なのが思親山で、ここは静岡県との県境になっており静岡県では天然記念物に指定されており採取も移動も売買も禁止されている。今年から山梨県でも希少野生動植物種保護条例の指定種に承認され保護されるようになった。数年前に得た情報であるが他の場所でも目撃したとの話を聞き、おおよその場所を聞いたので探しに行ってみた。カイコバイモは基本的には広葉樹林帯の林床に咲くが植林帯と混合したような場所にも生育する。周辺にはカタクリが生育していることが多いので、今回はカタクリの葉を目安にして探してみたいと思う。

伐採された急登の植林帯を登る。

平らになったところは広葉樹林が残っていた。

その林床にはカタクリの葉が出ていた。こんなところに居るはずと探すが見当たらない。

さらに植林帯の尾根を進む。

綺麗に下刈りされたスギ・ヒノキ植林帯。

本日予定していた最高点。伐採されていて眺望が良い。

七面山から十枚山に至る山並

七面山のナナイタガレ。真後ろにチラリと見えるのは笊ヶ岳と思われる。

雲が晴れて富士山が見えてきた。
稜線上でカタクリが生えていた場所は2ヶ所あり、いずれも広葉樹林とスギ・ヒノキの混在する場所だった。かなり念入りに探したつもりだったが残念ながら小葉も含めてカイコバイモは見つからず撤退となる。

土手に咲いていたタチツボスミレ

こちらはアカネスミレ
場所が近かったのでついでに思親山に立ち寄りカイコバイモを見て回る。

咲いてます。甲斐の姫君。

まだ咲き始めたばかりのようだ。

可愛らしい甲斐の姫君

同じ株、別角度から。

お顔を拝見。
思親山の甲斐の姫君はまだ咲き始めたばかりで一部の場所でしか咲いていなかった。数はあまり変わっていないように見受けられるが咲かなくなってしまった場所もあった。また、登山道を外れた場所の踏み跡がずいぶんと目立って来ていた。花が有名になったうえに曲がりくねった細い林道さえ登ってしまえば比較的簡単に出会える花だけに、訪れる人が多いのだろう。