南アルプスの某山に限局して生育する多年草である。盗掘や鹿の食害で個体数は激減し、まさに絶滅寸前の危機にある植物である。「ホザキ」の名は発見者の名前に由来する。特徴的な大きな4枚の葉は2枚ずつ対生している。花を咲かせる頃には赤い葉脈が目立つが、種を付ける頃にはこの赤い色は消える。

ホザキツキヌキソウ 平成28年6月 南アルプスで撮影

同上 いちばん元気が良かった頃の個体である。

同上 花を咲かせている。花を咲かせる頃の葉脈は赤いが、結実するにつれて赤みが消える。

同上 ホザキツキヌキソウの花。奇怪な形をしている。

平成28年7月下旬 結実した同じ個体。

同上 白い種が付く。

平成30年7月撮影。 柵で囲って保護したのは良いが、周辺に草が茂って個体が小さくなってしまった。

同上

令和2年9月撮影 周辺の草刈りをして手入れしてくれているがやはり元気が無い。

同上
株分けで増えてきた同じ遺伝子を持った個体のため種子から増殖することはほとんど期待できない。周辺には別の個体は見つかっていない。
⇒山梨県の希少野生動植物種と指定種・特定指定種について
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

ホザキツキヌキソウ 平成28年6月 南アルプスで撮影

同上 いちばん元気が良かった頃の個体である。

同上 花を咲かせている。花を咲かせる頃の葉脈は赤いが、結実するにつれて赤みが消える。

同上 ホザキツキヌキソウの花。奇怪な形をしている。

平成28年7月下旬 結実した同じ個体。

同上 白い種が付く。

平成30年7月撮影。 柵で囲って保護したのは良いが、周辺に草が茂って個体が小さくなってしまった。

同上

令和2年9月撮影 周辺の草刈りをして手入れしてくれているがやはり元気が無い。

同上
株分けで増えてきた同じ遺伝子を持った個体のため種子から増殖することはほとんど期待できない。周辺には別の個体は見つかっていない。
⇒山梨県の希少野生動植物種と指定種・特定指定種について
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~