火星が地球に接近したのは10月上旬であるが、空模様がいまひとつとタイミングが合わず、ダイヤモンド火星富士は撮れずに10月下旬になってしまった。東の空から火星が昇って来る時間は次第に早くなり、日没を過ぎて星が見え出す頃にはもう高い位置まで昇り始めている。あと2週間も過ぎれば富士山の直上で輝く火星の撮影は困難になってしまうであろう。空が晴れたこの機会を逃すわけには行かない。しかし、時間的に間に合うかどうか?それと肝心の星撮り用望遠レンズと手製フィルターを持って来ていないことにも気付いた。まあ、なんとかなるだろう。

朝霧高原もちや付近に到着するとちょうど火星が山頂に姿を現したところだった。急いで1台目のカメラをセットする。

富士山頂に昇る火星。現在の光度は-2.5等級くらいで、日没30分後くらいの薄明るい空でも十分に見える。

もう1台、200㎜望遠ズームをセット。口径の広いほうのレンズは持って来ていないので解像度がいまいち。

特殊フィルターで8角形に光らせたかったがそれも不能。だが、撮れただけ良かったとしよう。
パール富士の時には大混雑のもちや付近だが、この火星を狙っている人など誰も居ない。時間ギリギリであわただしかったが、静かに星と向き合うことが出来た。
半月を過ぎた頃の月が輝いているので、今度はその月と火星を入れて撮影するため、精進湖の湖畔に立ち寄る。

精進湖のダブル富士と月と火星。広角レンズでうまく収まった。

右手には木星と土星が輝く。

月をカットしてみるが完全にはカットできず。

静かな湖面に映るダブル月光富士

やはりこの位置が本日はいちばん落ち着いている。
何人か湖畔に撮影にやって来ているカメラマンが居た。風が無く穏やかな湖面で、静寂なダブル富士を楽しむことが出来た。
次の10月31日の満月は10月2度目の満月となりブルームーンという特別な名前が付けられている。その前日と前々日に月と火星が接近して昇って来る。この接近した月と火星をいかに撮るか、検討中である。天気が晴れてくれることを願う。

朝霧高原もちや付近に到着するとちょうど火星が山頂に姿を現したところだった。急いで1台目のカメラをセットする。

富士山頂に昇る火星。現在の光度は-2.5等級くらいで、日没30分後くらいの薄明るい空でも十分に見える。

もう1台、200㎜望遠ズームをセット。口径の広いほうのレンズは持って来ていないので解像度がいまいち。

特殊フィルターで8角形に光らせたかったがそれも不能。だが、撮れただけ良かったとしよう。
パール富士の時には大混雑のもちや付近だが、この火星を狙っている人など誰も居ない。時間ギリギリであわただしかったが、静かに星と向き合うことが出来た。
半月を過ぎた頃の月が輝いているので、今度はその月と火星を入れて撮影するため、精進湖の湖畔に立ち寄る。

精進湖のダブル富士と月と火星。広角レンズでうまく収まった。

右手には木星と土星が輝く。

月をカットしてみるが完全にはカットできず。

静かな湖面に映るダブル月光富士

やはりこの位置が本日はいちばん落ち着いている。
何人か湖畔に撮影にやって来ているカメラマンが居た。風が無く穏やかな湖面で、静寂なダブル富士を楽しむことが出来た。
次の10月31日の満月は10月2度目の満月となりブルームーンという特別な名前が付けられている。その前日と前々日に月と火星が接近して昇って来る。この接近した月と火星をいかに撮るか、検討中である。天気が晴れてくれることを願う。