山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

用水路脇に生えていたヒトツバハギ 山梨市  令和4年7月23日

2022年07月28日 | 渓谷
 花仲間からヒトツバハギという低木の情報を春先にいただいていた。花が咲くのは7月ごろのはずで、もう7月下旬になってしまったので、たぶん結実している頃ではないかと思う。連日の猛暑日で本日も激熱である。あまり歩かなくて良いように近くに車が止められないかどうか探すのだが、なかなか良い場所が見つからない。本来はまずいのであろうが、工事が行われていなかったので、資材置き場の空き地に止めさせてもらって出発する。とにかく暑く、少し歩いただけで汗がダラダラと流れ落ちて来る。北岳の疲れもまだ抜けきっていないようで、足のむくみが少し残っている。


    用水路脇の草むらを進む。


    やがて背丈以上の酷い草むらになる。かき分けて進むが、行けそうも無くて一旦は撤退するが、水を補給して再突入する。


    なにせ見たことが無い木なのでどんな感じなのか分からない。これは結実したツリバナだろう。


    これは違う。


    草むらの先にやっとそれらしきものが見えてきた。


    葉の間から花と実のようなものが出ている。この木で間違い無さそうだ。


    葉は互生し、葉腋から2~3個の花を出している。ヒトツバハギで間違いない。花はもう終わっていた。


    葉は鋸歯が無く、白い葉脈がはっきりしている。


    結実した実


    先端部に雌しべらしきものが残っている。


    木の幹は茶色で小さな斑点が縦方向に並ぶ。


    汗だくになってまた草地をかき分けて戻る。

 場所が分かっていたので簡単に見られるだろうと思っていたヒトツバハギだったが、想定外の草むらの突破に難航し、1時間半ほどの散策だったが汗だくになってしまった。もう1ヶ所立ち寄ろうと思っていたのだがへばってしまい、これで撤退となった。

コメント
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