山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ウスゲチョウジタデ検証  令和4年9月2日

2022年09月04日 | 里に咲く花
 1週間ほど前にも訪問しているミズアオイとウスゲチョウジタデらしきものが生育している用水路の周辺を再訪してみる。今回の目的はウスゲチョウジタデらしき花の新鮮なものを確認することである。この花は午前中に花を開いて午後になると散ってしまうタイプの花のようで、前回は午後2時過ぎから散策し始めたところほとんどの花は散ってしまっていた。今回は12時半に到着して散策を始める。


    ミズアオイはだいぶ咲いてきていてもうすぐ満開である。


    用水路に咲くミズアオイ


    だいぶ咲いてはいるが・・・


    昨年に比べると花付きは悪そうである。


    右がウスゲチョウジタデと思わしき花、左がアメリカミズキンバイ


    ウスゲチョウジタデと思わしき花


    こちらはアメリカミズキンバイ


    今度は新鮮な花が咲いている。


    さて、花床の部分はどうなっているだろうか?


    花弁はもう散り始めているものがたくさんある。


    マクロレンズで接写する。


    さらにエクステンダーを装着して近付いてみる。花床には毛が生えているように見える。


    トリーミング。雄しべと雄しべの間の部分で花弁の付け根のところに毛が生えている。


    花を1輪摘んで調べてみる。


    間違い無く花床に毛が生えている。これはウスゲチョウジタデであろう。

 花床に毛が生えているのが確認出来たので、この用水路周辺に咲いているのはウスゲチョウジタデと見て間違いないであろう。毛は花弁の付け根の部分に生えている。ウスゲチョウジタデであることをより確実にするには本物のチョウジタデのほうを調べる必要がある。生育地に移動するが、途中から雷が鳴り出して雨が降ってきてしまう。現地の近くで車を止めて待ったが止みそうも無くこの日は諦めることにした。後日訪問して調べてみたいと思うのだが、生育地の河川敷を道路沿いから眺めてみると重機が入っていて大規模な河川清掃が行われたようである。残っていれば良いのだが他にも生育地は何ヶ所か確認している。なんとかなるだろう。

コメント
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