山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

タヌキモはいつ咲くのか?  令和4年9月4日

2022年09月06日 | 水辺に咲く花
 1週間ほど前に見てきたばかりのタヌキモであるが、近くを通りかかったのでちょっと立ち寄って覗いてみた。


    1週間前と特に変わったことは無いタヌキモ


    蕾らしきものは見当たらない。これはいつ花を咲かせるのだろうか?


    枝先に何か付いているように見えるが、これはゴミなのか、それとも蕾?


    ヒメマツカサススキは1本立っているだけであとは全て倒れてしまっていた。


    希少な植物なのに残念。


    1本だけ立ち残っているヒメマツカサススキ


    キンミズヒキに混じってピンク色の花が咲いている。


    ハエドクソウであろう。根のしぼり汁からハエ獲り紙を作ったことからこの名がある。


    良く見かける草だが花が咲いているところはあまり良く見たことが無い。


    これはシソ科のイヌコウジュであろう。

 タヌキモはまだ花芽らしきものは見えておらず、いつ咲くのかは不明で咲かないこともあるのではないかと思う。ヒメマツカサススキは残念ながら倒れてしまっている。昨年も実を付けた頃には全て煽れてしまっていた。近場で見られる良い場所なのだが、ここで良い状態のヒメマツカサススキを見るのは難しいのかも知れない。

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チョウジタデ探索は失敗  令和4年9月3日

2022年09月06日 | 里に咲く花
 ウスゲチョウジタデと思わしき花は前日見てきたので、本日はチョウジタデの探索に出かけてみる。前日も車で河川敷の近くまで行ったのだが雨が降って探索は中止している。本日は午後から仕事だが午前中の12時までならば時間がとれる。心配なのは大規模な河川敷清掃作業が行われた後で草が刈り払われてしまっていることである。少しならば残っているだろうと期待して河川敷を探索してみる。


    橋から見下ろす河川敷。右側の刈り払われた中で昨年チョウジタデを見つけている。


    よくぞこれだけ刈ったものだというくらいに何も無い。


    残っていたアメリカミズキンバイ


    その周辺を探してみると、かろうじて一株だけチョウジタデと思わしきものが残っていた。


    花が咲いている。


    さて、花床はどうなっているのだろうか?


    マクロレンズで撮影してみる。毛が生えているように見えるが・・・


    トリーミング画像。やはり毛が生えている。


    花が散った後の花床を調べてみるとやはり毛が生えている。たぶんこれはウスゲチョウジタデではないだろうか?


    暑かったので花の部分を摘んで車に戻って撮影してみるが、暑かったのは花も同じだったようである。


    花弁と萼がしおれて内側に巻きこんでしまい花床が良く見えない。


    花弁を1枚取り除いて撮影を試みるがやはり良く見えず。

 昨年見た花は花が散った後の花床には毛が生えておらず、結実した実の形を見てもチョウジタデで間違いないはずだった。今回見つけたのは昨年見つけた場所から100mほど離れており、おそらくこの河川敷にはチョウジタデとウスゲチョウジタデの両方が生育していたのではないかと思われる。残念ながら今回はチョウジタデには出会えず、時間切れとなってしまい、探索失敗である。別の場所にもあるのだが、護岸工事の岸壁沿いに生えており近付けない個体ばかりである。たぶん他にもあるはずなので、また探しに行ってみたいと思う。

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