先の大戦中、日本軍は数々の残虐行為をしました。
敵艦を撃沈させ、海上に逃れた敵兵は機関銃で処分するのが普通でした。救助なんかしていると敵の潜水艦にやられてしまうのです。それが戦場の常識でした。
しかし逐艦、雷の艦長、工藤俊作中佐は海上に漂流していた英国兵422名を救助し、オランダの病院船へ引き渡したのです。
この武士道精神にあふれる行為は2003年まで日本では秘密になっていたのです。
この事実を正確に紹介しているHPを見つけましたので下にご紹介いたします。出典は、http://blogs.yahoo.co.jp/mozugoe/319402.htmlです。
下の写真は駆逐艦、「雷」(イカヅチ)
1998年5月天皇皇后両陛下は、イギリスを訪問されました。この時、第二次世界大戦で、日本軍の捕虜となった元イギリス兵たちが、戦争中の捕虜虐待(泰緬鉄道での強制労働等)の賠償を日本政府に求め、天皇へ謝罪を求めて、反日運動を活発にしていました。
(自由主義史観研究会)
http://www.youtube.com/watch?v=jLdX2ngSepY&feature=related
フィリピン 非常に感動的な物語だ・・・。 本来、人間はこうあるべきなのだ。 |
アメリカ合衆国(24歳) この事実は、日本人が悪人でない事をはっきり示しています。 イギリスと日本に栄光あれ! |
カナダ(54歳) 美しい話です。 溺れているイギリス水兵を救助するために、海に飛び込む日本水兵のシーンは非常に説得力があります。 戦時中に起こった全ての忌まわしい出来事に対して、ひとつの光をあてるものです。 |
アメリカ合衆国 非常に説得力があります。 こんな話はこれまで聞いたことがありませんでした! |
タイ(46歳) これは間違いなく賞賛に値する行動です。私は尊敬の念を禁じえません。 |
フィリピン(27歳) とても感動的です・・・。涙が出てきました。 |
イギリス(35歳) たとえ、戦いの中であったとしても、名誉と尊厳は存在するのだ。 |
訳者注 埋め込みしてある動画は、某両国によって荒れ放題になっているので、翻訳は諦めました。 ここからは同じ内容の別の動画からです。 Japanese Bushido saved lives (1-3 of 3-3) http://www.youtube.com/watch?v=jLdX2ngSepY Japanese Bushido saved lives(2/3 of 3/3) http://www.youtube.com/watch?v=vbHIC_CLDhk Japanese Bushido saved lives (3/3 of 3/3) http://www.youtube.com/watch?v=KcwX93oi1CE |
鬼首(オニコウベ)高原に2泊して来ました。何もしないで高原の風を楽しんだだけです。
このところ「戦争の悲惨さを忘れないようにしよう」と題する連載記事を6編と関連の戦争記事を数編書いたので疲れていました。丁度良い息抜きになりました。
そこで高原のホテルでは戦争に関係のないいろいろなことを考えていました。
鬼首(オニコウベ)という恐ろしい地名は今から1200年程前、坂上田村麿が東征の際、賊の首領「大武丸」を征伐し、この山地でその首をはねたことによるそうです。
当時「大武丸」を鬼と呼んでいたので、地名を「鬼切部」と称していたのが
いつの頃からか「鬼首」と云うようになっそうです。(http://auo-kz.com/driv/kitaon/onikoube/oniko.html)
名前の由来は別にしてこの山地に入って来るとその不思議な風景に圧倒されます。別世界なのです。
この高原は20から30万年前に大きな火山が爆発し、火口がその後数万年かけて沈んで平地になった場所です。直径約10Kmのカルデラ平地なのです。ですから周囲は外輪山に囲まれています。そして火砕流の流れ出た東北の一角は外輪山が無く、自動車道路になっています。
この鬼首カルデラ高原にあるホテルに泊まり、部屋の外のベランダでビールを飲みながら外輪山を飽かずに眺めていると、その風景が私にいろいろなことを語りかけて来るのです。
まず日本の陸地の風景は次の3つの自然現象で出来上がっていることに思い至りました。
(1)海底の堆積岩が盛り上がって高い山々になる。例えば日本の南北アルプスの山々の大部分がそうです。上高地のような美しい場所も出来ました。
(2)火山活動で山が出来、外輪山も出来る自然現象で風景が出来上がる。そしてこの場合カルデラ平地やカルデラ湖が出来る場合もあります。火砕流が川をせき止めて湖を作ります。例えば富士山とその北側の外輪山と富士五湖はこうして出来上がった美しい風景です。
(3)川が山々や河岸段丘を削り、美しい渓谷を作り、下流では川下りで紅葉を楽しめるような風景を作る場合もあります。
勿論、上の3つが複雑に作用しあって自然の風景を美しくしている場合もあります。
それはさておき、鬼首高原の魅力はカルデラ高原にあります。
回りをとり囲んでいる外輪山の斜面が緑豊かな草原になっているのです。そして高い尾根の上の樹木が背景の空に透けて見えるのです。尾根は風が強いらしく木々の枝が大きく揺れています。この草原は人間が作ったものです。スキー場やゴルフ場に使っているのです。
晴天の青空も良いのですが、突然霧が出てくると外輪山が途端に幽玄な水墨画の風景になるのです。
この地上では戦乱が起き、栄枯盛衰が起き、人の世はめまぐるしく変わります。
しかしホテルのベランダから見える自然の風景は10万年、20万年と変わらないのです。そんなことを考えながらビールを飲んでいたら何時の間にか日が暮れました。そんなのんびりした旅だったのです。下に鬼首高原の写真をお送りいたします。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。
後藤和弘(藤山杜人)
上は泊まったホテルです。ヨーロッパアルプス地方のホテルの内装と同じでした。ホテルの後ろ側も外輪山がとり囲んでいます。
ホテルの西側の外輪山です。外輪山で一番高い山が中央のカムロ岳です。
ホテルの部屋の前の北に面した斜面に霧がかかっている様子です。
霧が晴れて青空になると黄色の花々が一面に咲く草原になります。
上はその黄色い花の写真です。名前は分かりません。どなたか教えて下さい。