「自転車の教則」をもう何十年ぶりに変えるとか。でも、新聞報道を見る限りでは、どうもおかしい。
根本的なこと、すなわち「道交法」では、はっきり示されているように、自転車は軽車両。必ず左側通行だということ。
このことの徹底がなされないまま、歩行者の危険を避けるため、歩道通行を規制し、自転車を原則「車道」通行にする。これでは、逆走(右側通行)自転車を増加させるばかりで、ますます車と自転車の事故が増加するにちがいない。
今、多くの自転車は、通行レーンもないままの車道を、右でも左でも、勝手気ままに走行している。一部の違反には反則金を課するそうだが、それなら、以前から主張している「逆走自転車」をきちんと取り締まり、罰金を科するべきだ。
と同時に、自転車が安全に車道を通行できるよう、専用レーンを設けることが大事だ。
たとえば、バスレーンというのがある。事実、明治通りの南千住付近では、朝には必ず警察官が見張っていて、自動車がバスレーンを通っていると、必ず取り締まっている。
そういうやり方をするならば、今度は、自転車レーンを必ず設置し、そのレーンに割り込んで停まっている自動車の摘発、処分、強制移動、そのくらいはやってほしい。
その辺りはあいまいにしておいて、ただ歩道から閉め出すだけなら、警察当局のごまかしでしかない。
どうせ変えるなら、まやかしの規制ではなく、自転車と車の共存、人と自転車の共存をめざした、抜本的な改正を望みたい。せっかく減ってきた交通事故が、この「改正」でかえって増加しては、いったい何のためなのか。
根本的なこと、すなわち「道交法」では、はっきり示されているように、自転車は軽車両。必ず左側通行だということ。
このことの徹底がなされないまま、歩行者の危険を避けるため、歩道通行を規制し、自転車を原則「車道」通行にする。これでは、逆走(右側通行)自転車を増加させるばかりで、ますます車と自転車の事故が増加するにちがいない。
今、多くの自転車は、通行レーンもないままの車道を、右でも左でも、勝手気ままに走行している。一部の違反には反則金を課するそうだが、それなら、以前から主張している「逆走自転車」をきちんと取り締まり、罰金を科するべきだ。
と同時に、自転車が安全に車道を通行できるよう、専用レーンを設けることが大事だ。
たとえば、バスレーンというのがある。事実、明治通りの南千住付近では、朝には必ず警察官が見張っていて、自動車がバスレーンを通っていると、必ず取り締まっている。
そういうやり方をするならば、今度は、自転車レーンを必ず設置し、そのレーンに割り込んで停まっている自動車の摘発、処分、強制移動、そのくらいはやってほしい。
その辺りはあいまいにしておいて、ただ歩道から閉め出すだけなら、警察当局のごまかしでしかない。
どうせ変えるなら、まやかしの規制ではなく、自転車と車の共存、人と自転車の共存をめざした、抜本的な改正を望みたい。せっかく減ってきた交通事故が、この「改正」でかえって増加しては、いったい何のためなのか。