おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

東急東横線高架線・旧「高島町」駅。廃線跡。・・・。横浜その19。

2014-03-17 19:09:35 | 鉄道遺跡
 今回は、JR「横浜」駅から「桜木町」駅まで。
 みなとみらい、山下公園付近までも足を伸ばしたので、2時間30分ほどの周遊。
 「東横線高架」跡、「国鉄二代目横浜駅」遺構、汽車道、赤れんが倉庫、高島線踏切、・・・。高校生やカップル、家族連れで賑わう界隈をぐるりと足早に。3月11日。

「みなとみらい線」の開通に伴い地下化したために、役割を終えた高架線(横浜~高島町~桜木町間)(もう一箇所は、横浜~反町~東白楽間)。

 2004(平成16)年に廃止されてからすでに10年が経過している。高架線は、線路、駅舎、ホームなど撤去されています。2004年当時、大変な話題になったようですが、東京都民としてはほとんど関心もないままに、今日まで。
 この廃線となった区間を今後どのように再活用していくか? 様々な提言もあるようですが。

廃線区間(横浜駅~桜木町駅間)
 横浜都心部の慢性的な放置自転車問題の解決や自転車及び歩行者等の安全性と利便性を確保するため、「自転車も通れる遊歩道や駐輪場」として再生することを基本に、検討及び整備を進めています。
 周辺地区とのアクセス強化を図るため、既設の道路と交差する箇所については、階段等の昇降施設を設けるなど、利便性の向上を図っていきます。
 また、市民に歓迎される魅力ある施設となるよう、上部の整備内容や旧駅舎、高架下空間等の利活用について幅広く検討を行っていきます。
•面積 約13,000m²
•延長 約1.8km
•幅員 約7~10m
HPより。

注:「横浜~東白楽」間は、「東横フラワー緑道」として再活用(この「blog」でも紹介済み)


 さて、現状はどうなっているか? 
奥の橋脚が東横線。手前がJR線。

石崎川に架かる「浅山橋」から旧「高島町」駅付近を望む。橋は、関東大震災後の昭和3年に竣工。
高架線の西側も広大な空き地になり、次の開発を待つ。線路上に屋根が取り払われたホームが見える(横浜寄り)。
旧高島町駅方向を望む。
右手がかつての「高島町」駅ホーム。
ホームへの階段跡か?
工作物はすっかり残っていない。
桜木町方向を望む。左手が「高島町駅」跡。
「国道一号」をまたぐ高架橋。
その先は、旧桜木町駅まで高架線の下は歩道になっている。壁は消しては描かれ、描かれては消されていた「落書きアート」として有名だった、という。すっかり何もなくなってきれいに。


どこまでも一直線。並行する通りは意外に閑散としていた。通りの向こうは高台につながる住宅街。線路を隔ててずいぶんと趣が異なる風景。
高島町方向を振り返る。
右が東急、左がJR。


1970年頃のようす(「歴史的農業環境閲覧システム」より)。↓が「高島町駅」。○がJR(国鉄)「高島駅」構内の機関庫。



2010年代のようす。運河の流れは変わりませんが、他は様変わりです。「高島町」駅、機関庫、・・・。現在はもっと大変化。
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