おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「さん」「君」「ちゃん」(小学生の呼称について)

2007-12-26 07:23:50 | つぶやき
 「楽しいはずのクリスマスイブの夜が暗転した。24日夜、東京都練馬区の東京外環道大泉JCT付近で起きたバスからの児童転落事故。サッカークラブに所属する小学5年の吉崎健君の死亡・・・」
 これは、産経新聞の記事です。ここでは、小学5年生の子どもに対して「君(くん)」付けにしています。一方で、朝日新聞では、一貫して「さん」付けになっています。
 もし、これが女子児童だったら、産経は「ちゃん」にするのかしら。朝日はやはり「さん」にするのかしら。被害者には気の毒だが、ちょっと気になりました。
 朝日では、インタビューの中でも「ボールをとろうとして吉崎『さん』が」となっています。小学生の子どもたちが、男の友達を「さん」付けするとは思えませんが。発言者が女子の子どもでも、「さん」というふうに、新聞では、表現するのでしょうか。
 以前、小学校の先生が男子を「君」付け、女子を「さん」付けにしていることが話題になったことがあります。
 ずっーと以前は、生徒(児童)に対して、男子にも女子にも「さん」付けだったのが、女子教員が増えてから、男には「君」女には「さん」と、男・女を区別するようになった、といううわさ(都会伝説の一種か)がありました。ついでに、その善し悪しに対して、いろいろと議論があったように覚えています。
 生徒(児童)どうしでも、女子は男の子には「君」付けが一般化しているようです。男子は女子には「さん」づけにしているようです。
 今は、「君」は上司から部下への言い方?、目下の者への言い方にもとれるのでしょうか。かつては、相手に対する尊敬の意味もあったのではないかとも思いますが。だから、「君」付けはいけない・・・。そういう議論にもなっていった?
 また、何歳くらいから「さん」付けになるのでしょうか、「産経」では?
 こんな不幸な出来事から不謹慎ですが、新聞報道においての呼称の違いにちょっと不思議な感じがしました。「毎日」や「讀賣」はどうだったのでしょうか?

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2 コメント

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こんにちは (えいみ)
2007-12-26 03:37:10
おやじつながりで遊びに来ました。
今日の事故のニュースは私も見ました。想像するに耐え難い事故でしたね・・・

そして呼称の話。なるほど。統一じゃないんですね・・・。そういえば自分が小学生の頃は男子が「君」女子が「さん」と呼ばれていましたが・・・
専門学校時代に男女とも「さん」で呼ぶ先生と、男女とも「くん」で呼ぶ先生がいました。不思議。
そして私は「くん」で呼ばれるのがイヤでしたね。相手は先生なんだけど・・なんだか上司に呼ばれるOLみたいな印象で。

みんな「さん」でいいじゃん。と思ってしまいます・・・
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直接関係ありませんが (おやじ)
2007-12-26 11:24:56
被害者であれ、加害者?であれ、呼び名って、けっこう神経を使っているようですね、報道機関は。
 一家心中などの場合には、明らかに自ら他の家族を「殺した」本人にも「さん」付けし、他の家族が亡くなって、本人が未遂?の場合には「さん」もなく、かといって呼び捨てでも「・・容疑者」でもなく、苦心の跡が見られます。
 子どもの場合にも、苦心しているようですが。
 今回は被害者の呼称ですが、運転手についても、逮捕された場合には、どういうふうに扱われるのでしょうか。
 今、話題の神奈川の警察官にまつわる、インチキくさい事件?でも「警視」とか「社長」とか呼んでいますが、犯罪として被疑者扱いになれば、今度は、どういうふうに呼ぶのでしょうか。
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