おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

『第二回あかね噺の会』・桃月庵白酒「替り目」。(「落語鑑賞教室」その1。)

2024-08-10 14:17:08 | 落語の世界

暇に任せてたまには落語でも、と。「youtube」で探していましたら、こんな動画がありました。

「『あかね噺』連載2周年記念 『第二回あかね噺の会』に潜入! 桃月庵白酒 古典落語『替り目』」。

『あかね噺』連載2周年突破を記念して行われたリアル落語イベント『第二回あかね噺の会』。 『あかね噺』に縁のある演目を落語家たちが実際の高座で披露! 今回の演目はあかねが披露した古典落語『替り目』。

『少年ジャンプ』で連載の漫画。

というわけです。

※小生、この年になって、『少年ジャンプ』は読む(見る)機会は、なし! 今も連載中?

演者の「 三代 桃月庵白酒」。 

昭和43(1968)年 鹿児島県生まれ

【芸歴】
平成 4(1992)年 4月 早稲田大学中退後、六代 五街道雲助に入門
前座名「 はたご 」
    同     年 6月 上野鈴本演芸場にて初高座
平成 7(1995)年 6月 二つ目に昇進 「 喜助 」に改名

平成17(2005)年 9月 真打に昇進 「 三代 桃月庵白酒 」を襲名

※師匠の「六代 五街道雲助」さんは、2023年7月21日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に。落語家の人間国宝は五代目柳家小さん(1995年)、三代目桂米朝(1996年)、十代目柳家小三治(2014年)に次ぐ4人目の認定となりました。

さて、この演目。

酔っ払って自分の家の前で車に乗って帰ってくる。女房は早く寝かせようとするが、寝酒を飲まなければ寝られないとからむ。仕方なく女房は夜明かしのおでん屋へ出かけていく。亭主はその間にうどん屋をつかまえて酒のかんをつけさせ、にか食べてほしいというのを追っ払ってしまう。うどんやにお燗をつけてもらった後、新内流しを呼び込んだと思ったら、義太夫流しだった。夜中に大音声で、うるさいうるさい!

そこへ女房が帰ってきた。

実に飲みっぷりや絡みが抜群。

「おや、どうやっておかんをしたの」「いまうどん屋につけさせた」「なんか食べたの」「なにも食わねえでけんつくを食わせた」

気の毒に思い、自分が食べると言い、

女房 「うどん屋さ~ん、うどん屋さ~ん」

通行人 「おい、うどん屋、呼んでるで」

うどん屋 「呼んでるって、どこです?」

通行人 「向こうの家やないかい」

うどん屋 「えぇどこの~、だぁはぁ~、向こうへは行けま せん」

通行人 「何で?」

うどん屋 「 いま時分行ったら、ちょうど銚子の替わり目でございます」。

他にも面白い演目がありましたので、勝手にUPします。

※映像などは、すべて「youtube」より。


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