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「利根川第一期改修 発祥の地」碑。
「利根川治水百年記念」モニュメント。「川の流れと共に歩んだ地域の苦楽」「歴史の重み」を表現しています。
利根川は明治期になってもたびたび氾濫し、特に明治18年(1885)?29年(1896)の洪水被害が大きかったため、河川法の制定とともに、それまでの底水工事から高水工事に変更し、堤防を高くするなどの大規模な改修計画が立てられました。
工事は3期に分けて実施され、第1期は利根川河口から佐原間で着工されたため、 発祥地として碑が建てられました。
【碑文】
記念碑建立の趣意書
利根川の本格的な治水工事は,明治三三年(西暦1900年) 第一期改修工事として佐原?河口間で着手された。同年, 築堤工事が大倉村 (現佐原市)地先で, 浚渫工事が笹川村(現東庄町)のこの地で起工された。
起工初年度の浚渫工事は, 内務省第一土木監督署笹川工営所が担当した。工事は, 人力掘削で浚渫船作業が併用され, 浚渫された土砂は合わせて約二〇万八千立米であった。
爾来, 利根川下流でおこなわれた浚渫土砂は築堤にも用いられたが, 大部分の土砂は周辺の湿地, 沼沢等の埋立てに利用された。 こうして利根川下流改修事業は, 洪水防御と共に土地造成を行うという一挙両得の効果を挙げた。
ここに, 当地先における利根川改修事業の着手を永遠に伝承するため 「利根川第一期改修発祥の地」の石碑を建立する。
平成12年(2000年)10月 建立
(この項、「システム・制度の記念碑https://www.chiba-muse.or.jp › digi-muse › kinenhi」HPより)
コジュリン公園野鳥観察デッキ。一人、カメラを据え付け観察中。
コジュリン公園
利根川近代治水工事発祥の地(東庄町菰敷地先)にある公園で、利根川子どもサミットにおいて、子どもたちが描いた「利根川の大自然と水に親しむ」という夢を、国土交通省と東庄町が実現したもので、公園内には、昔の利根川を再現した「じゃぶじゃぶ池」「野鳥観察舎」「遊歩道」が自然を活かして配置され、トイレも完備されています。
(「東庄町」HPより)
※コジュリン(小寿林、学名Emberiza yessoensis)
全長14.5cm。背面は赤褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞状の斑紋が入る。
オスの夏羽は頭部から喉にかけて黒い。胸部から腹面は淡い灰褐色、腰は赤褐色。オスの冬羽やメスに似るが喉が薄黒い。メスは頭頂部の羽毛が暗褐色で、眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)や嘴の基部から頬へ向かう斑紋(頬線)は黄褐色、眉斑と頬線の間は淡褐色、嘴の基部から頸部へ向かう斑紋(顎線)は黒い。胸部や体側面は淡褐色で、腰は灰褐色、腹部は白い。
(この項、「Wikipedia」より)
「海から20.0㎞」ポスト。
左には、田畑が広がる。
右は、一面、葦の原。
遠くに黒部川に架かる「笹川大橋」が見えてきます。橋を渡って進むと、「笹川駅」へ。
「海から21.0㎞」ポスト。
道路上には「R21」と。上空から識別できるように、でしょうか? キロ毎に描かれています。
来た道を振り返る。
鹿島臨海工業地帯の工場群。
遠くに水門が。
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