安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

コンセプトが面白い「長野県長寿食堂」で野菜中心の夕食。(和食 長野駅ビルMIDORI内)

2021-09-10 19:30:00 | グルメ

「長野県長寿食堂」という面白いネーミングとコンセプトの食堂が、長野駅ビルMIDORIにあり、2015年の開店当初からたまに寄っています。先日入ったら、若い女性はじめお客様が増えているように感じました。

コロナ禍の中なので、観光の方というより地元のお客様だと思います。野菜の重要性が言われているからでしょうか。本日は、「豚肉と香味野菜のトマトいため定食」に豆腐サラダもつけて、野菜中心にしてみました。

お店の入口。長野駅ビルの3階にある「おごっそストリート」にあります。

   

長寿日本一とあります。長野県の人は、野菜を多く摂取しているようです。

店内の様子。一旦テーブルが空いた時に撮影。すぐにお客様が入ってきました。

「信州きのこと福味鶏の彩野菜セイロ蒸し定食」を食べたかったのですが、売り切れでした。

長野県栄養士会の応援を受けているのでしょうか。

その季節に合わせたメニューを出しているようです。

頼んだのは、豚肉と香味野菜のトマトいため定食です。

お豆腐サラダというのがあるので、頼んでみました。前には無かったので、比較的新しいメニューだと思います。

まずお茶を持ってきてくれました。

豚肉と香味野菜のトマトいため定食

豚肉は、肉団子のようになっていました。

柔らかめの豚肉にトマト味が絡まって美味しい。

具沢山の味噌汁。

大根を細く切って炒めた物でしょうか。

別注文の豆腐サラダ。下には、レタスなどが入っていました。素朴ですが、レンコンなど食感もよかった。

ごはんは五穀米のようでした。

漬物代わりだと思います。

香辛料。少しだけ辛い味噌。豚肉につけて食べてみました。たまに寄りたいと思うお店です。

【長野県長寿食堂】

住所:長野県長野市南千歳1丁目22−6 MIDORI長野 3F
電話:026-223-5758
ホームページ:長寿食堂 - 長野(長野電鉄)/定食・食堂 | 食べログ (tabelog.com)


ザ・スリー・サウンズ「MOODS」とJR西日本PR誌「西Navi北陸2021年9月号」の話題

2021-09-09 19:30:10 | ピアノ・トリオ

JR西日本の新幹線車内誌「西Navi北陸9月号」が面白かったので、持ち帰ってきました。特集は、「越前がれい」(アカガレイ)で、鮮度を保つ取り組みや料理の紹介など、福井県越前町へ行ってみたくなる内容です。華麗(カレイ)な演奏のアルバムを。

THE THREE SOUNDS (ザ・スリー・サウンズ)
MOODS (BLUE NOTE 1960年録音)

   

ピアノ・トリオのザ・スリー・サウンズは、1950年代後半から60年代にブルーノート・レーベルなどに多くの録音を残し、人気も高かったグループです。昨今では話題に上ることはほとんどない気がしますが、明るくて楽しさ一杯の演奏を、たまに聴きたくなります。

メンバーは、ジーン・ハリス(p)、アンドリュー・シンプキンス(b)、ビル・ドウディ(ds)。ジーン・ハリスのプレイも好きなのですが、ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音とあいまって、アンドリュー・シンプキンスのベースが力強くて印象に残ります。

曲目は次のとおり。

1  Love for Sale (Cole Porter)
2  Thinga Ain't What They Used To Be (Mercer Ellington)
3  On Green Dolphin Street (Bronislau Kaper)
4  Loose Walk (Clifford Brown)
5  Lil Darlin' (Neil Hefti)
6  I'm Beginning To See The Light (Duke Ellington)
7  Tammy's Breeze (Gene Harris)
8  Sandu (Cliffrod Brown)
7の「Tammy's Breeze」は、ジーン・ハリスの自作ですが、後はよく知られた、スタンダード曲やジャズオリジナル曲が選ばれています。

ブルージーでラテンリズムも使った親しめるアルバム。ジーン・ハリス(p)は編曲も含めて多彩なところを披露していて、コール・ポーター作「Love for Sale」は、途中からディジー・ガレスピー作「Manteca」になり賑やかで、シンプキンス(b)のプレイも力強い「On Green Dolphin Street」や、スローテンポでためを効かせた「Lil Darlin'」などと飽きません。話題になるジャケット写真は、当時ラジオのDJをやっていたルース・メイソン(1966年にブルーノート創始者のアルフレッド・ライオンと結婚)です。

   

   

一番上に掲げたジャケットは、日本盤(東芝製)のものですが、リバティ社の音符レーベルのレコードも持っています。東芝もよいですが、音の迫力はリバティの方があります。

【新幹線車内誌 西Navi北陸 2021年9月号】

   

表紙。「越前がれい」の特集です。

   

鮮度の向上が課題だったようです。以前は、お刺身は猟師さんくらいしか食べれなかったようです。

   

鮮度とおいしさを保つ「活〆・神経抜き」を行い、大型のものは「越前がれい 極」と名付けて出荷しているそうです。

づく

上段の左から、越前がれいの「薄造り」、「煮つけ」、「唐揚げ」。

 

 

干物もかなり人気があるようです。下段は、料理旅館と道の駅にある販売店の紹介。

   

裏表紙は、「花ごはんと絶景に癒される白馬」と記した長野県白馬村の紹介。花ごはんとは、「食べられる花を使って、信州産の食材を織り交ぜながら作るごはん」のことだそうです。上段は、大出公園からの白馬三山景色。下段は、白馬東急ホテルのコースから前菜の「信州サーモンのテリーヌと茄子のマリネ 花サラダ添え」。

白馬東急ホテルレストランシャモニーのコースから。白馬東急ホテルのホームページ:【公式】白馬 東急ホテル|北アルプスを望む山岳リゾートホテル (tokyuhotels.co.jp)


森川デンキ(長野県塩尻市)で、アンプなどのオーディオ製品や新型テレビを観てきました。

2021-09-08 19:30:00 | オーディオ

長野市の自宅で使っているアンプやCDプレーヤーを更新しようと考え始めたので、塩尻市の森川デンキに行ってきました。レコードやCDの購入も兼ねて東京へ行きたいのですが、コロナ禍なので長野県内で我慢です。

展示品は、マランツ「MODEL 30」、ラックスマン「L-590AXⅡ」、マークレビンソン「NO5805とNO5101」、トライオード「MUSASHI」などです。マークレビンソンのアンプはお薦めでしたが、高額です。

【森川デンキ】

住所:長野県塩尻市広丘吉田891-1
電話:0263-57-7890
ホームページ:STACC MORIKAWA - 長野県に塩尻市のソニーショップ (stacc-morikawa.com)

外観。中は結構広いです。

オーディオ製品の展示コーナー。

上段が、マランツのCDプレーヤー「MODEL 30」、下段はマランツのプリメインアンプ「MODEL 30」。

試聴室の方にきました。スピーカーは、僕が使っているJBLのL100Classicをメインに展示してありました。奥のオーディオラック最上段左側にマークレビンソンのプリメインアンプがあります。聴かせていただきました。

左側には、ラックスマンの製品が展示されています。

右には、中古も含めて様々な製品がありました。トライオードの真空管アンプ「MUSASHI」も置いてあり、結構売れているようです。

ラックスマンのアンプ「L-590XⅡ」。これもお薦めだそうで、聴かせていただきました。

ソニーのテレビの新製品です。83型で、スピーカーを四隅に置いて映画館のような音響になっていました。ブルーレイ・ディスクを観ましたが、素晴らしい。オーディオでなくて、今や映像の方が主流かもしれません。

(いただいたパンフレットから

   

ラックスマンのアンプのパンフレット。一番上が、「L-590AXⅡ」です。

   

ラックスマンのCDプレーヤー。SACDプレーヤーはかなり高額です。

社長お薦めのマークレビンソンのプリメインアンプのカタログ。高級機メーカーですが、最近、価格的に手が届くものも出てきたと話していました。

マークレビンソンのSACDプレーヤー。トヨタ自動車のレクサスのオーディオをマークレビンソンが担当しているので、そのノウハウが生かされているのではないかと話していました。

DENONのプリメインアンプ「PMA-A110」。展示はありませんが、悪くはないと話していました。

DENONのSACDプレーヤー「DCD-A110」。

   

マランツのプリメインアンプ「MODEL 30」。デザインがよい感じです。

   

マランツのSACDプレーヤー「MODEL 30」。ネットワーク再生もいろいろ出来、使い勝手が良さそうです。

長野宅、安曇野宅ともにオーディオ機器はとりあえず揃っているので、どうするか、ゆっくりと検討します。


松本のポルトガル(3)ポルトガル食堂「casa do Fernando (フェルナンド)」でランチ。

2021-09-07 19:30:00 | グルメ

お店が移転してしまい、訪ねそこなっていた「casa do Fernando」(フェルナンド)を先日訪れることができました。松本のポルトガルと題して、今まで2回の記事をアップしましたが、ようやく本命登場です。

店内は狭いですが、落ち着いて親密な感じです。東京など大都会ならともかく、ポルトガル料理を松本でいただけるのには感激しました。ランチ、干し鱈のコロッケともに気に入り、また行きます。

(以前の記事へのリンク) 
松本のポルトガル(1)ギャラリー併設のカフェ・ポルト(CAFE POROTO)(長野県松本市深志)

松本のポルトガル(2) お菓子「パステル・デ・ナタ」製造販売のAlentejana(アレンテジャーナ)

電柱がある角に立っている建物の1階がお店です。看板が出ていないこともあり、僕は2回通り過ぎました(笑)。旧町名の宮村町の通り沿いです。

入口。ドアには、お店の名前があります。

カウンター席。奧にテーブルが二つほどあります。

「リスボン」という本があったので、料理が出来る間ざっと読んでいました。マスターとポルトガルの話などをちょっとしました。

干し鱈やジャガイモ、卵を使った一皿です。米(ポルトガルで食べられているもの)は特別に契約栽培をしてもらっているものだそうです。全体にさらっとしていて軽い感じで、どんどんいただけました。

オイル・サーディンだと思います。よいアクセントになっていました。

魚の鱈や細く切ったジャガイモ、タマネギを煎って卵でとじたものだと思います。「バカリャウ・ア・ブラス」という料理名だと思います。教えていただいたのですが、失念して調べました。 

珈琲。エスプレッソではなくて、普通の珈琲が出されました。

干し鱈のコロッケ。揚げたてのものを出していただきましたが、絶品です。

変な表現ですが、ほくほくとしてしっとりです。鱈の繊維がそんな食感に感じられたのかもしれません。「また来ます。」と言ってお店を後にしました。

【casa do fernando  (フェルナンド)】

住所:長野県松本市中央3丁目7−6
電話:090-3232-8700
ホームページ:ポルトガル食堂 Casa do Fernando - ホーム - 長野県 松本市 - メニュー、価格、レストランレビュー | Facebook


中島香里(vib)カルテット・ライブ (9月3日 安曇野市いさつ歯科医院)

2021-09-06 19:30:00 | ジャズライブ

ヴィブラフォンの中島香里さんのライブを安曇野市のいさつ歯科医院で聴いてきました。久しぶりのジャズライブです。

   

(出 演)

中島香里(vib)
後藤 魂(p)
吉木稔(b)
安藤正則(ds)

中島さんは、大学卒業後、Jazz理論と4本マレット奏法を赤松敏弘氏に師事。2010年から毎年、短期間ニューヨークへ赴き、現地のミュージシャンとセッションを重ねるなど研鑽を積んでいる。2013年「Flyin Mind」、2016年に「CROSS POINT」をリリース。2021年8月に3作目のアルバム「Starry Nights」をリリース。

(曲 目)

1  TIme After TIme (Jule Styne)
2  Ceora (Lee Morgan)
3  It happens all the time (後藤魂)
4  オスカー・ピーターソン作曲の曲 (バラードでした)
5  Erica (中島香里)

〈休憩〉

1  Drop!Drop!Stars! (中島香里)
2  Through the lights (中島香里)
3  Dispel it! (中島香里)
4  Plumeria (中島香里)
5  Echo of stars (中島香里)
6  Hazy Days (中島香里)

(感 想)

当日の出演者からなるKVQ(カオリ・ヴァイブス・カルテット)は、結成11年目で、この9月14日に東京丸の内のコットン・クラブに出演することになっています。実力、人気がある証左で、期待しながら聴き始めました。

前半は、スタンダード曲も入り、後半は、新作アルバム「Starry Nights」収録の曲が演奏されました。1曲目のスタンダード曲「Time After Time」では、よくスイングし、カルテットのバランスもよく、抜群に良い演奏でした。編曲は、ビル・チャーラップ・トリオのものを用いたと中島さんは話していました。

2曲目の「Ceora」は嬉しい選曲で、リー・モーガンのアルバム「Cornbread」収録のボサノヴァです。聴いていたら、テナーサックスあたりの管楽器を入れたら一層面白いと感じました。中島さんのオリジナル曲の中では、「Erica」や「Plumeria」という花に因んだ曲がそれらしくて印象的でした。

【中島香里ホームページ】

Vibist Kaori Nakajima Official Website – ヴィブラフォン奏者・中島香里のインフォメーションサイト (jazzman.club)

【「Time after TIme」が収録されているBill Charlap「’S  Wonderful」(Venus)】

    

素晴らしいアルバムで、もう10年ほども前ですが、拙ブログで取り上げました。(その記事へのリンク

【「Ceora」が収録されているリー・モーガン「Cornbred」(Blue Note)】

   

メンバーは、リー・モーガン(tp)、ハンク・モブレイ(ts)、ジャッキー・マクリーン(as)、ハービー・ハンコック(p)ら。日本盤レコードで聴いています。

長野市の自宅で、リー・モーガンの「Cornbread」を聴いているところです。CDやレコードの整理がついていません。

スピーカーは、JBLのModel 4425 MK Ⅱで、古いものですが、これはそのまま生かして、ROTEL製のアンプとCDプレイヤーを替えようかと考え始めました。