バーディーが営業マン時代、たまに困ったことがあった。それは、業績のいい会社が、規程上要求される書類を出してくれないことがあることだ。その原因は、前任者の揉み手営業にある。つまり、下手に出てとるべき資料をとらないで済ますのである。
なぜそんなことをするかというと、業績の良い会社はあまりうるさいことを言うとよその銀行に行ってしまうからである。相手をいらいらさせずにすばやく融資金を出した方が、ノルマも稼げる。
だが、これは、長い目で見れば決して得策ではない。そのうちに、決算書の勘定科目明細を要求したら、「そんな書類は前任者から求められなかった」などといって、ついには「もうお宅からは借りない」などということになるのだ。
この理は、客商売全般に通じると思う。変に下手に出ることなく、言うべきことは言い、その代わり、よく言い分も聞くのだ。。
なぜそんなことをするかというと、業績の良い会社はあまりうるさいことを言うとよその銀行に行ってしまうからである。相手をいらいらさせずにすばやく融資金を出した方が、ノルマも稼げる。
だが、これは、長い目で見れば決して得策ではない。そのうちに、決算書の勘定科目明細を要求したら、「そんな書類は前任者から求められなかった」などといって、ついには「もうお宅からは借りない」などということになるのだ。
この理は、客商売全般に通じると思う。変に下手に出ることなく、言うべきことは言い、その代わり、よく言い分も聞くのだ。。