下町ボブスレー ジャマイカ不採用決定 五輪滑走の夢かなわず
「東京都大田区内の中小企業が中心となってボブスレー開発を進めてきた下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会は6日、ジャマイカ代表チームが平昌五輪で下町ボブスレーを使わないとの連絡があったことを明らかにした。」
「同委員会は、「ジャマイカの競技連盟に対し、そりの開発・貸与の契約解除および損害賠償請求の法的措置を取る手続きを進める」としている。」
思わず「契約を破る自由」という言葉を思い出した。
「無償貸与」という枠組みもさることながら、相手の選び方に問題があったのかもしれない。
そもそも、オリンピックで使用しなければ損害賠償を支払わなければならないのだとすれば、それはもはや「無償」とはいいがたい。他方で、ジャマイカにとっては、「損害賠償は使用料だ」と割り切ることもできるから、契約を破る誘因が生まれる。
こうなると、最後に頼りになるのは、「信義則」(ボナ・フィデース)しかないと思われる。
結果論になるが、「約束を守る、信頼できる相手」を選ぶべきだったということに尽きる。
「東京都大田区内の中小企業が中心となってボブスレー開発を進めてきた下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会は6日、ジャマイカ代表チームが平昌五輪で下町ボブスレーを使わないとの連絡があったことを明らかにした。」
「同委員会は、「ジャマイカの競技連盟に対し、そりの開発・貸与の契約解除および損害賠償請求の法的措置を取る手続きを進める」としている。」
思わず「契約を破る自由」という言葉を思い出した。
「無償貸与」という枠組みもさることながら、相手の選び方に問題があったのかもしれない。
そもそも、オリンピックで使用しなければ損害賠償を支払わなければならないのだとすれば、それはもはや「無償」とはいいがたい。他方で、ジャマイカにとっては、「損害賠償は使用料だ」と割り切ることもできるから、契約を破る誘因が生まれる。
こうなると、最後に頼りになるのは、「信義則」(ボナ・フィデース)しかないと思われる。
結果論になるが、「約束を守る、信頼できる相手」を選ぶべきだったということに尽きる。