高須院長「許してあげない」小西氏を刑事告訴の構え
「事の発端は、高須氏の13日のツイート。丸山穂高衆院議員が北方領土問題の解決手段として「戦争」と武力に言及した問題に、「北方四島は日本領なんだから『奪回防衛実効支配』と表現すべきですね。自説は、国会で堂々と発言してください。日本は民主主義国家です。丸山議員は憲法が守ってくれます」とコメントすると、小西氏が「『戦争』発言は『武力行使の放棄』を定めた9条違反であり、平和的解決を定めた日ソ共同宣言違反である。高須氏をCMに登場させることは法令尊重、国際親善等を定めた民放連放送基準に抵触するのではないか」と異議を唱えた。」
憲法解釈については高須先生の分が悪い。
確かに、憲法は自衛行為を否定してはいないが、問題は、自衛行為の時期と態様である。
「憲法9条へのカタバシス」の中で、木庭先生は、占有を奪われた直後の、必要最小限の実力による「押し戻し」は「違法でない」という指摘をなさっている。
これは、個人のレベルに置き換えればすぐに了解できる話と思われる。
ソ連(ロシア)による占有侵奪から70年以上経過した後で、ロシアの占有を排除する行為は、決して自衛行為ではないのである。
「事の発端は、高須氏の13日のツイート。丸山穂高衆院議員が北方領土問題の解決手段として「戦争」と武力に言及した問題に、「北方四島は日本領なんだから『奪回防衛実効支配』と表現すべきですね。自説は、国会で堂々と発言してください。日本は民主主義国家です。丸山議員は憲法が守ってくれます」とコメントすると、小西氏が「『戦争』発言は『武力行使の放棄』を定めた9条違反であり、平和的解決を定めた日ソ共同宣言違反である。高須氏をCMに登場させることは法令尊重、国際親善等を定めた民放連放送基準に抵触するのではないか」と異議を唱えた。」
憲法解釈については高須先生の分が悪い。
確かに、憲法は自衛行為を否定してはいないが、問題は、自衛行為の時期と態様である。
「憲法9条へのカタバシス」の中で、木庭先生は、占有を奪われた直後の、必要最小限の実力による「押し戻し」は「違法でない」という指摘をなさっている。
これは、個人のレベルに置き換えればすぐに了解できる話と思われる。
ソ連(ロシア)による占有侵奪から70年以上経過した後で、ロシアの占有を排除する行為は、決して自衛行為ではないのである。