Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

直後の押し戻し

2019年05月17日 07時57分49秒 | Weblog
高須院長「許してあげない」小西氏を刑事告訴の構え
 「事の発端は、高須氏の13日のツイート。丸山穂高衆院議員が北方領土問題の解決手段として「戦争」と武力に言及した問題に、「北方四島は日本領なんだから『奪回防衛実効支配』と表現すべきですね。自説は、国会で堂々と発言してください。日本は民主主義国家です。丸山議員は憲法が守ってくれます」とコメントすると、小西氏が「『戦争』発言は『武力行使の放棄』を定めた9条違反であり、平和的解決を定めた日ソ共同宣言違反である。高須氏をCMに登場させることは法令尊重、国際親善等を定めた民放連放送基準に抵触するのではないか」と異議を唱えた。

 憲法解釈については高須先生の分が悪い。
 確かに、憲法は自衛行為を否定してはいないが、問題は、自衛行為の時期と態様である。
 「憲法9条へのカタバシス」の中で、木庭先生は、占有を奪われた直後の、必要最小限の実力による「押し戻し」は「違法でない」という指摘をなさっている。
 これは、個人のレベルに置き換えればすぐに了解できる話と思われる。
 ソ連(ロシア)による占有侵奪から70年以上経過した後で、ロシアの占有を排除する行為は、決して自衛行為ではないのである。
コメント
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