Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

第四者委員会

2020年10月02日 06時25分26秒 | Weblog
「禊」のツールとなった「第三者委員会」再考――八田進二(青山学院大学名誉教授)【佐藤優の頂上対決】
 「佐藤 八田先生が4月に上梓された『「第三者委員会」の欺瞞』を非常に面白く拝読いたしました。「第三者委員会報告書格付け委員会」を作って報告書を評価していく、という発想が興味深いですね。
  八田 不祥事が起きて第三者委員会が設置されると、どのメディアも「どこまで真相に迫れるか、注目される」式に原稿をまとめますが、それが実際にきちんと評価されることは滅多にないんですね。実は報告書は玉石混淆で、酷いものもたくさんあるというのが実態です。


 かねてから、「第三者委員会」の中には、例えば、経営陣に都合のよいメンバーで構成されており、先に結論を決めて後から理屈付けすることを狙って設置されたものなどがあるように感じていたが、どうやらそれは事実だったようだ。
 お粗末なのは、不適切会計の事案であっても、会計の理論や基準を殆ど知らない法律家ばかりで構成される第三者委員会があることだ。
 第三者委員会の質を担保するためには、人選などを審査する「第四者委員会」のようなものが必要なのかもしれない。
コメント
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