Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

アメリカの、白人で、男性の、移民系でない作家

2020年10月11日 06時29分19秒 | Weblog
今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹はどうなる?受賞者を予想してみた
 「率直にいって、ノーベル文学賞はヨーロッパの文学を称揚するために始まったものだし、審査するスウェーデンアカデミーはアメリカのことがあまり好きではない。ひとつには米国が強大な英語帝国で、他国語の文学をぜんぜん翻訳しないし、読まないから、という言い分がある。伝統あるヨーロッパ諸国の文学界から見れば、アメリカ英語帝国め、大きな顔して……という気持ちがないではないだろう。
 「アメリカの、白人で、男性の、移民系でない作家、つまり世界のなかで非常に強いマジョリティの立場にある作家たちは、ヘミングウェイを最後に、もう66年ほど授賞されていない。

 鴻巣さんの予想は外れ、アメリカの女性詩人・ルイーズ・グリュック氏がノーベル文学賞を受賞した。
 だが、鴻巣さんが指摘した、「アメリカの、白人で、男性の、移民系でない作家」が選ばれないというジンクスは維持されている。
 トマス・ピンチョンなどは、とっくに受賞していておかしくないが、なぜか選ばれない。
 やはり、審査する人間たちの偏向が問題かもしれない。
コメント
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