Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

低空飛行

2020年10月31日 06時09分47秒 | Weblog
言いたくても言えなかったちょっと過激な仕事の作法(成川豊彦)

 残念ながら廃刊となったようだが、サラリーマンにとって有益な記述が多いお薦めの本である。
 今でも印象に残っているのは、「45歳までは低空飛行に徹し、45歳から全力で自分のやりたいことをやるべし」というくだり。
 成川豊彦先生は、(悲しいことに、)日本のサラリーマン社会には”イジメ”の文化があり、若いうちは足の引っ張り合いになることが多いため、45歳までは「低空飛行」でライバルの攻撃をかわす必要がある。だが、それを過ぎると、みんな他人を追い落とすことに力を注ぐ余裕がなくなるので、遠慮することなく自分のやりたいことをやるべきだ」と主張する。
 確かに、会社勤めの人間は、常に何らかの競争に否応なく参加させられていて、知らず知らずのうちに同期を「ライバル」視し、足を引っ張り合ってしまうことが多い。
 だが、45歳前後(「課長」クラス?)になれば、競争もさほど激しくなくなる会社が多いと思われ、成川先生の指摘は今でもおおむね通用すると思う。
 ちなみに、私の場合、サラリーマン時代には、「足の引っ張り合い」を経験することが多々あったけれど、自由業者になってからは、そのような経験は少なくなったし、独立してからは皆無といってよい。
 だから、個人的には、「低空飛行」を長く続けるよりさっさと脱サラするのもよいと思う。
コメント
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